
最終回
「落ちてくるナイフは掴むな、落ちたナイフを拾え!」破綻会社スポンサーこそ、リスクの少ないM&A
永沢 徹
「企業の破綻」と聞くと悪い印象を抱きがちだ。しかしそれは大いなる誤解である。実際には法的な破綻処理手続きによって再生への見通しがつき、法的…
2009.10.9
100年に一度の経済危機に見舞われ、企業を取り巻く環境は大幅に悪化。“企業乱世”ともいえる激動時代の経済ニュースを、弁護士・永沢徹が法的な視点を加えながらわかりやすく解説する。
最終回
永沢 徹
「企業の破綻」と聞くと悪い印象を抱きがちだ。しかしそれは大いなる誤解である。実際には法的な破綻処理手続きによって再生への見通しがつき、法的…
2009.10.9
第72回
永沢 徹
アイフルが「事業再生ADR」を申請し、受理された。法的整理でも完全な私的整理でもない「第3の道」であるこの手法を利用する企業は増えている。…
2009.9.25
第71回
永沢 徹
企業内で潜在的に存在している「パワハラ」だが、その性質上認定されにくいのが問題となっている。しかし最近、複数の訴えであったり、会社の対応が…
2009.9.11
第70回
永沢 徹
ローソンとマツモトキヨシの業務提携は、小売りの業態を超えた強力提携として注目を浴びている。しかしこの提携は、飽和・寡占化する市場の中で生き…
2009.8.28
第69回
永沢 徹
日立が上場子会社5社を完全子会社化する。それに辺り、これまで維持されてきた“親子上場”の関係は解消されることになる。この“親子上場”は親子…
2009.8.7
第68回
永沢 徹
金融庁は持ち合い解消のため「株式持ち合い」の開示を義務化する方針を決めた。「株式持ち合い」は買収防衛策として増加傾向にあったが、昨秋からの…
2009.7.24
第67回
永沢 徹
かねてから経営統合が囁かれていた新生銀行(以下、新生銀)とあおぞら銀行(以下、あおぞら銀)が、ついに「合併に向けて合意した」旨を発表した。…
2009.7.10
第66回
永沢 徹
6月22日、コンビニ最大手のセブン-イレブン・ジャパンが、消費期限が近づいた商品を加盟店が値引き販売することを不当に制限していたとして、公…
2009.6.26
第65回
永沢 徹
6月5日、読売新聞の夕刊が「楽天が上新電機を含む複数の出店企業に商品購入者などのクレジットカード番号とメールアドレスを1件10円で提供して…
2009.6.12
第64回
永沢 徹
連邦破産法申請が濃厚となったGM。「事前調整型チャプターイレブン」で申請をするとみられており、その再建計画は、通常のチャプターイレブンや日…
2009.5.29
第63回
永沢 徹
今月経営破綻したパシフィックホールディングス傘下の不動産投資信託法人(REIT)、日本レジデンシャル投資法人のスポンサーが国内勢4社に絞り…
2009.5.15
第62回
永沢 徹
4月16日、アデランスは国内投資ファンドのユニゾンと資本業務提携を行なうことを発表した。ユニゾンはTOB(株式公開買い付け)を行ない、重要…
2009.5.1
第61回
永沢 徹
東証1部上場で繊維染色大手のセーレン(福井市)が入社式の直後、新入社員101人のうち72人に、「自宅研修」との名目で約半年間の自宅待機を命…
2009.4.17
第60回
永沢 徹
第81回アカデミー賞短編アニメーション賞を『つみきのいえ』が受賞するなど日本のアニメ産業は国際的に極めて高い評価を得ているが、狭い業界であ…
2009.3.27
第59回
永沢 徹
今年に入ってからも企業倒産が相次いでいるが、その倒産処理において大きな“変化”が起きている。それは、民事再生から会社更生への“回帰”。『D…
2009.3.6
第58回
永沢 徹
一連の報道を見ると、オリックスも非難の対象となっているようだが、むしろ一番責められるべきは、おかしな売却ルールを作った日本郵政と、今回の入…
2009.2.20
第57回
永沢 徹
村上インサイダー事件の控訴審判決が東京高裁で出された。村上被告の「量刑」ばかりが注目されるているが、最も注目すべきはインサイダー認定の決め…
2009.2.6
第56回
永沢 徹
7年間塩漬けにされてきた「ワークシェアリング」論が復活したことには、筆者は「いまさら」という違和感を感じる。当時、政府も経団連も連合も、「…
2009.1.23
第55回
永沢 徹
上場企業で、前代見聞の「社内融資」の事実が発覚したという。その会社の名は、株式会社アトリウム。大手ノンバンク・クレディセゾンの子会社で、東…
2009.1.9
第54回
永沢 徹
2008年8月に経営破たんした新興不動産会社のアーバンコーポレイション。それから4ヵ月。12月22日、東京地裁に再生計画案が出された。しか…
2008.12.26