第43回
無責任首相を相次ぎ生み出した自民党は「製造者責任」を問われるべきだ
上杉 隆
福田康夫首相が辞任を発表した。これはデジャビュであろうか。いったい毎年9月に繰り返されるこの茶番を、どう説明したらいいのだろうか。なにより…
2008.9.4
永田町を震撼させる気鋭の政治ジャーナリスト・上杉隆が政界に鋭く斬りこむ週刊コラム。週刊誌よりもホットで早いスクープ情報は、目が離せない。
2011年12月終了、後継新連載「週刊 上杉隆」はこちら。
第43回
上杉 隆
福田康夫首相が辞任を発表した。これはデジャビュであろうか。いったい毎年9月に繰り返されるこの茶番を、どう説明したらいいのだろうか。なにより…
2008.9.4
第42回
上杉 隆
日本中が北京オリンピックで浮かれている頃、臨時国会の召集日と会期を巡って、官邸と公明党が激しいつば競り合いを演じていた。だが、攻防に至った…
2008.8.28
第41回
上杉 隆
グルジアでの戦闘が激化した翌朝、日本の新聞のほとんどが谷亮子選手の「銅」をトップニュースとした。日本の報道機関では、世界が注目する戦争より…
2008.8.21
第40回
上杉 隆
今回の福田改造内閣について、筆者は「脱コイズミ内閣」と命名した。命名の背景にはそれなりの根拠が含まれている。今回はそれを紹介しながら、福田…
2008.8.7
第39回
上杉 隆
イチロー選手が日米通算3000安打を達成した。日本では新聞・テレビを問わず、上を下への大騒ぎである。ところが蓋を開けてみれば、イチロー選手…
2008.7.31
第38回
上杉 隆
今回の全英オープンでも“悲劇のゴルファー”となってしまったグレッグ・ノーマンだが、彼の素晴らしさは、それでも腐らず、勝者を称え、繰り返し挑…
2008.7.24
第37回
上杉 隆
佐賀地裁は、諫早湾の潮受け堤防開門を求める漁協関係者の訴えを認めて、国への敗訴判決を言い渡した。若林農水大臣は控訴を決めたが、鳩山法務大臣…
2008.7.17
第36回
上杉 隆
北海道洞爺湖サミットが閉幕した。なんといっても、環境問題における「長期目標」の達成ほど、福田首相を喜ばせたことはないだろう。だが、これは果…
2008.7.10
第35回
上杉 隆
したたかな戦略でもって、各国の報道機関のみならず、全世界の人々を騙してしまった北朝鮮。今回の「爆破ショー」は、金正日政権のメディア戦略の勝…
2008.7.3
第34回
上杉 隆
通常国会が閉幕した。福田首相は、衆参のねじれ状態になって初の通常国会を乗り切ったことになる。内閣改造や解散・総選挙を視野に入れた上で、今後…
2008.6.26
第33回
上杉 隆
「宮崎勤」に死刑が執行された。これで、鳩山法務大臣下では計13人に極刑を下したことになる。死刑反対派からしてみれば、鳩山法相は「殺人鬼」に…
2008.6.19
第32回
上杉 隆
クラスター爆弾の即時全面禁止条約が採択された。日本はそれまでの態度を一変させて採択に参加した。これまで米国の顔色を窺いながら様子眺めをし、…
2008.6.12
第31回
上杉 隆
ローマでの食糧サミットの最大のテーマは食糧高騰の「戦犯」探しだ。石油利権を牛耳るメジャー資本は、反バイオ戦略のためにOPECまで巻き込み、…
2008.6.5
第30回
上杉 隆
第4回アフリカ開発会議が3日間の日程で開催されている。福田首相は40ヵ国以上の首脳と(二国間会談を行い、国内政治ではみられないような意欲を…
2008.5.29
第29回
上杉 隆
四川大地震では、当初、風評として伝えられていた学校の校舎ばかりが倒壊するという噂は事実であったようだ。手抜き工事は、倒壊した建物に鉄筋が使…
2008.5.22
第28回
上杉 隆
今週、永田町では「週刊現代」「文藝春秋」の2つの記事が話題に上った。この2つの記事は、麻生氏に続いて、中川秀直、与謝野馨の両氏が「ポスト福…
2008.5.15
第27回
上杉 隆
日本が「高い評価」を与えたことで、胡主席は中国こそがダライ・ラマとの対話を求めているのだという印象を植え付けることに成功した。福田首相の言…
2008.5.8
第26回
上杉 隆
光市母子殺害事件の差し戻し控訴審の判決が出た。メディアのあまりに感情的な報道を目の当たりにして、この国が目指す司法制度改革、とくに裁判員制…
2008.4.24
第25回
上杉 隆
北京五輪は開幕前から汚れた祭典と化している。五輪と政治が無関係などといったい誰が信じるだろうか。そもそも中国こそ、過去にオリンピックと政治…
2008.4.17
第24回
上杉 隆
今の通常国会では初めて、福田首相と小沢代表になってからは、約100日ぶり2度目の党首討論が行われた。「党首討論」というよりもむしろ「党首空…
2008.4.10