東レ
1926年、東洋発の本格的な化学繊維の事業化を目指して「東洋レーヨン」が設立。現在の「東レ」の社名はここに由来。以来、ナイロン、ポリエステル、アクリルの三大合繊を手掛け合繊メーカーとして成長し、その中で培った高分子・有機合成化学にナノテクやバイオテクノロジーなどを取り入れ、これらをコア技術としてグローバルに展開する総合素材メーカーへと発展した。
関連ニュース
#3
信越化学、レゾナック、クレハ…「素材力」で世界の電池&半導体メーカーを支える最強技術企業【15社】
澤砥正美
「生成AI」に不可欠の先端半導体や、EV(電気自動車)の動力源として主役のリチウムイオン電池の“最終製品”メーカーは、海外勢が占めている。しかし、それらの製品の「素材」を生産する化学メーカーは、日本勢が強さを見せる領域だ。

予告
徹底取材!「年収実額・リアル待遇・会社実名」で社内の残酷な世代間格差を忖度なしで検証
ダイヤモンド編集部
団塊、バブル、就職氷河期、ゆとり――。どの世代が恵まれていて、どの世代が割を食っているのか?現在、課長や部長として企業を支えるのは、就職難の憂き目に遭った氷河期世代。上のバブル入社組にはポストの多くを牛耳られ、下の世代に対してはハラスメントや働き方改革の面で細心の注意を払わなければならない。一方、団塊の世代は「勝ち逃げ」とやゆされることが多いが、実際にはどうだろうか。内情が分かりにくい役職定年にも切り込みつつ、実額&実年齢の独自データと徹底取材で実態に迫った。

信越化学、東レ、旭化成らが減収・大減益の中、日本ペイントだけ増収・大増益を果たせたワケ
ダイヤモンド・アナリティクスチーム,宝金奏恵
新型コロナウイルス禍がかなりの落ち着きを見せ、社会は少しずつ元通りになりつつある。だが、円安、資源・原材料の高騰、半導体不足といった問題はいまだに解消されていない。その結果、企業によって業績の明暗が分かれている。格差の要因を探るべく、上場企業が発表した直近四半期の決算における売上高を前年同期と比べ、各業界の主要企業が置かれた状況を分析した。今回は信越化学工業、旭化成などの「化学」業界5社について解説する。

日経平均「3万8915円超え」は必然!その先に迫る上場企業の“大・不安時代”とは?
鈴木貴博
日経平均は、年内にバブル期の最高値3万8915円を抜く――。私はそう確信しています。日経平均を押し上げる「三大要因」が強力に作用しているからです。しかし、「そのあとの世界」はどうなるのでしょうか。実は、上場企業の過半数が足をすくわれる「大・不安時代」がやってくるかもしれません。3メガバンクやオリックス、三井不動産や野村不動産ホールディングス(HD)、日本郵船や商船三井、鹿島建設や大林組、東レや旭化成、日本製鉄やJFEHD、ホンダにSUBARUなど……日本を代表する上場企業も例外ではないのです。

【無料公開】東芝、東レ、曙ブレーキ…不祥事企業で検証、「学者社外取」は本当に役に立っていたか
ダイヤモンド編集部
専門的な知見を持つ経営学者を社外取締役に迎え入れる動きが広がっている。だが、学者は社外取としての役割を果たせているのだろうか。東芝や東レ、曙ブレーキ工業など経営危機や不祥事を起こした問題企業の事例を基に学者ガバナンスを検証する。

信越化学は過去最高決算の一方、旭化成は20年ぶりの最終赤字、化学業界5社の明暗
ダイヤモンド・アナリティクスチーム,宝金奏恵
新型コロナウイルス禍が落ち着き始め、企業業績への影響も緩和されてきた。だが、円安、資源・原材料の高騰、半導体不足といった難題がいまだに日本企業を苦しめている。その状況下でも、企業によって業績の明暗が分かれているが、格差の要因は何なのか。上場企業が発表した直近四半期の決算における売上高を前年同期と比べ、各業界の主要企業が置かれた状況を分析した。今回は信越化学工業、旭化成などの「化学」業界5社について解説する。

#6
社外監査役・報酬ランキング【上位3000人の実名】上場企業を完全網羅、1位は5100万円!
ダイヤモンド編集部,清水理裕
日本を代表する企業において、汚職や品質不正などの不祥事が一向に止まらない。ガバナンス改革の必要性が叫ばれ続けており、社外役員の拡充が進んでいる。今回は社外取締役と並んで重要な「社外監査役」に焦点を当てる。彼らの働きぶりは報酬に見合っているのか。前編では、社外監査役「上位3000人」の推計報酬額をランキング形式で紹介する。

#5
不祥事企業の社外取締役の「報酬額」を完全公開!関電、電通、富士通…【全18社82人】
ダイヤモンド編集部,清水理裕
電力カルテルに東京五輪汚職、品質不正に幹部のスキャンダル……。不祥事が発生した有事の企業こそ、社外取締役の真価が問われる。つまり、この場面で力を発揮できない人物は、高給を食む社外取としては失格ということだ。そこで、関西電力や電通グループ、富士通などの不祥事企業18社の社外取82人の実名や報酬、兼務先を全て明かす。

#11
セブン&アイだけじゃない!大企業トップの首が飛びかねない「株主総会の大異変」
ダイヤモンド編集部,重石岳史
流通大手セブン&アイ・ホールディングスの株主総会が5月25日に開かれ、アクティビストの米投資ファンド、バリューアクト・キャピタルの株主提案が否決された。焦点となっていた井阪隆一社長らの退任要求は辛くも退けられたが、経営トップの首が狙われるリスクは、セブン&アイ以外の大企業でも高まっている。

#6
株主に不人気の「65歳以上社長&会長」ランキング【ワースト30人】東レや三井住友FG首脳が上位に
ダイヤモンド編集部,清水理裕
取締役社長や会長は株主総会で選任される必要がある。65歳以上を対象に、総会の選任議案で反対が多かったワースト30人を紹介する。東レや信越化学工業の大物経営者に加え、三井住友フィナンシャルグループ(FG)の首脳がまさかの上位に名を連ねた。

#5
旧山一やKADOKAWAも手掛けた企業不正調査のプロ弁護士が語る、不祥事を繰り返す企業の共通点
ダイヤモンド編集部,重石岳史
東レはなぜ不正を繰り返すのか――。日本弁護士連合会の「企業等不祥事における第三者委員会ガイドライン」策定に携わり、旧山一證券の経営破綻やNHKのインサイダー取引事件、KADOKAWAの東京五輪汚職事件など数々の事案で調査を手掛けた國廣正弁護士に、不祥事を繰り返す企業の共通点を聞いた。

信越化学、日本ペイント、旭化成…化学5社「天国と地獄」最高益から8割超の最終減益まで
ダイヤモンド編集部,宝金奏恵
新型コロナウイルス禍に円安、資源・原材料の高騰、半導体不足など、日本企業にいくつもの試練が今もなお襲いかかっている。その中で企業によって業績の明暗が分かれているが、格差の要因は何なのか。上場企業が発表した直近四半期の決算における売上高を前年同期と比べ、各業界の主要企業が置かれた状況を分析した。今回は信越化学工業、旭化成などの「化学」業界5社について解説する。

#4
「東レの“お飾り社外取”が会社をダメにした」ガバナンス専門家が断罪、「伊藤レポート」の伊藤邦雄氏に喝!
村上 力
経済産業省の「伊藤レポート」などをまとめ、企業統治の“大家”として知られる伊藤邦雄・一橋大学名誉教授が、東レでは長年にわたって社外取締役やガバナンス委員長などを務めている。ガバナンス論に詳しい八田進二・青山学院大学名誉教授が、その伊藤氏らを「お飾り社外取締役」と批判した。

予告
老害?賢人?経営者627人の「独裁度」を独自試算の実名ランキングで暴く!
ダイヤモンド編集部
天下り官僚が長年トップに君臨し、公私混同で経費を使いまくり。仕事と称して女性と混浴を繰り返し、揚げ句の果てに社長を解任される。90歳を過ぎても代表権に固執。外部から社長候補を招くも、首のすげ替えを繰り返す――。近年、高齢経営者の独裁的な振る舞いが目に付く。もちろん企業が成長を続けているなら“賢人”と呼べるかもしれない。だが長年トップに居座り続けた結果、経営を悪化させているのなら、それは“老害”でしかない。そこでダイヤモンド編集部が、トップに君臨する年数や、経営者と従業員の年収格差、社内での人望の厚さなどを基に経営者の「独裁度」ランキングを作成。経営トップに居続ける正当性があるかどうかの定量的な評価を試み、独裁経営者の実態を明るみに出す。

#3
東レ・日覺社長の「公益資本主義体制」に迫る終焉!相次ぐ品質不正、海外M&A失敗、経営計画未達の末路
村上 力
全社的に品質不正に見舞われている東レだが、業績という定量的な観点からも、厳しい結果が続いている。韓国や香港でのM&A(企業の合併・買収)では巨額の損失を出し、中期経営計画と実績が大幅に乖離していながら、その原因についての分析はない。機関投資家の離反は必至とみられ、12年間続く日覺昭廣社長の「公益資本主義体制」は終焉を迎えそうだ。

#2
東レの欠陥製品は「開かずの踏切対策」で全国に普及、鉄道会社と自治体に広がる動揺【真相ルポ】
ダイヤモンド編集部
欠陥が見つかった東レ製の鉄道用高欄は、国が推し進める「開かずの踏切」対策で全国各地に設置された。鉄道高架化工事は財源の9割を国と自治体が負担しており、事実上、国民が東レの欠陥製品をつかまされた形だ。さらにダイヤモンド編集部が現地入りして取材を進めると、必ずしも住民が高架化を歓迎しているわけではないという、根本的な矛盾も浮き彫りになってきた。

#1
【スクープ】東レの鉄道用防音壁に欠陥発覚!JR九州、東武、京成、南海など鉄道各社に「リコール」拡大へ
ダイヤモンド編集部
不祥事が相次ぐ東レで、新たな品質不正が発覚した。高架鉄道の防音壁に使用される東レ製の高欄が、設置からわずか5年でひび割れるなど激しく劣化し、高架下の遊歩道に剥落したのだ。原因は製作時の不具合とされる。問題の高欄は、九州旅客鉄道(JR九州)、東武鉄道、京成電鉄、南海電気鉄道など全国の鉄道会社で使用されていることがダイヤモンド編集部の取材で判明し、東レは無償で交換する“リコール”に動き始めた。

予告
東レでまたもや品質不正発覚!生かされない再発防止策と不祥事連発を招く「背信」の正体
ダイヤモンド編集部
化学メーカーの東レで、新たな品質不正の存在が判明した。東レは2017年に子会社の東レハイブリッドコード(THC)で品質データの偽装が発覚。22年には樹脂製品の安全認証と建材を巡る品質不正が相次いで明るみに出た。今回新たに判明したのは、高架鉄道の防音壁として設置されている繊維強化プラスチック(FRP)高欄の欠陥で、近隣住民の安全を脅かす剥落なども起きている。事態を重く見た東レは無償交換に動き始め、対象は全国に拡大する可能性が高い。過去の不正で再発防止策が策定されたにもかかわらず、東レはなぜ不正を繰り返すのか――。その真因に迫る。

信越化学と日本ペイントが4割超の大増収、化学5社の大増収続くも利益で明暗
ダイヤモンド・アナリティクスチーム,宝金奏恵
行動制限が解除され、入国制限も大きく緩和されるなど、人々の生活は少しずつ「コロナ前」に戻りつつある。だが、一難去ってまた一難。ビジネスの世界では、円安や資材高が多くの企業を混乱のうずに巻き込んでいる。その状況下で、好決算を記録した企業とそうでない企業の差は何だったのか。上場企業が発表した直近四半期の決算における売上高を前年同期と比べ、各業界の主要企業が置かれた状況を分析した。今回は信越化学工業、旭化成などの「化学」業界5社について解説する。

信越化学が5割超の増収、旭化成・三菱ケミカル…化学5社そろって2桁増収
ダイヤモンド・アナリティクスチーム,宝金奏恵
コロナ禍だけでなく、円安や資材高の影響も相まって、多くの業界や企業のビジネスは混乱状態にある。その状況下でも、苦境を打破できた企業とそうでない企業との間で勝敗が分かれている。そこで、上場企業が発表した直近四半期の決算における売上高を前年同期と比べ、各業界の主要企業が置かれた状況を分析した。今回は信越化学工業、旭化成などの「化学」業界5社について解説する。
