マーケット全般(134) サブカテゴリ
第331回
9月9日はアップル・イベント。アップルのiPhone 6に対する期待と業績への影響
今週は、いよいよアップル・イベントの週です。同イベントは9月9日にシリコンバレーにあるアップル本社からそう遠くない、ディアンザ・カレッジのフリントセンターで開催されます。アップルがアップル・イベントでフリントセンターを使うのは、今回が初めてです。ここはアップルが過去に使ってきたヤーバブエナ芸術センター内のノベラス・シアターより収容人員が大きく、このことから「過去最大のイベントになるのではないか?」という期待が高まっています。

第126回
9月相場の主役は大型株!休み明けヘッジファンドの買いに乗れ!
9月2日の日経平均は一時1万5737.36円まで上昇し7月31日の1万5759.66円にあと一歩に迫りました。これは、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)改革に加え、GPIF等による外貨建て資産購入本格化期待が主因です。

第148回
EUは省エネルギーの観点から、1600ワットを超す強力なモーターを搭載した掃除機の販売を9月1日から禁止する。その結果、欧州の家電量販店などで売れ筋だった掃除機の多くが姿を消すことになる。

第330回
パックス・アメリカーナ(アメリカの覇権)がもたらすドル高はこれから佳境に入っていく
パックス・アメリカーナ(Pax Americana)とは「アメリカの平和」という意味のラテン語です。それが転じて、「アメリカの覇権」をあらわすことに用いられています。1980年代にジャパン・マネーが世界を席巻して以来、アメリカの凋落ということが繰り返し言われてきました。最近では2008年にリーマンショックが起きたとき、「今度こそ、本当にアメリカは駄目になった!」と考える識者が多かったように思います。

第24回
8月に入り、イラクでは、イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」が北部のクルド人自治区へ攻め込む動きを見せた。こうした事態を受けて、8日に米政府は軍事介入に踏み切った。

第126回
プレミアム牛めし一本化の松屋の戦略。果たして結果は?
夏休みの終わりも見えてきたが、個人的に楽しみにしている8月のデータがある。それは牛めしの松屋の8月の月次売上データである。牛丼チェーンに限らず、外食チェーンでは多くの企業において、月次の売上高、客数、客単価を前年同月比との比較で速報ベースの報告をしている。松屋の場合、9月1日に8月分が出てくる予定になっている。

第125回
足元の投資環境は良好!8月に続々登場した爆謄銘柄の買い方と2つのリスク管理法とは?
22日の日経平均は10日ぶりに反落し、1988年2月の13連騰以来、約26年半ぶりの長さを記録することはできませんでした。しかし、2014年8月の東京株式市場の投資環境は良好です。実際、東証1部では25日、年初来高値を更新した銘柄数が109と6日連続で100を超えました。6月30日~7月8日の7日連続以来、約1カ月半ぶりの連続記録でした。

第147回
週末の東京・銀座の歩行者天国は、場所によっては日本人よりも中国人観光客の方が多く歩いている。おもちゃ屋の博品館から資生堂、ラオックスを経てユニクロの旗艦店までの区間は特にそうだ。品揃えが細やかで充実している日本の小売店での買い物は、彼らにとって非常に楽しいものらしい。

第24回
日本の10年債利回りは節目の0.5%割れまで低下した。銀行の資金調達原価が1%をやや下回る水準であることを考えれば、すでに投資妙味がない状態が続いていたが、それでも緩やかに低下している。

第329回
イエレンFRB議長の発言、「データ次第(data-dependent)」は投資家の足かせが外されたことを意味する
注目されたジャクソンホール・シンポジウムにおけるイエレン議長のスピーチは、結論から言えば何も新しい事は出ませんでした。イエレン議長は、普段にも増して、利上げを考慮する際の注目点を、あれこれ片っ端から列挙し、せっせと「煙幕」を張りました。それではジャクソンホール・シンポジウムでイエレン議長は何も達成しなかったのか? といえば、それはそうではありません。これまで鎖につながれていた投資家は、気がつかないうちに足かせを外されていたのです。

第125回
スカイマークの行く先は?買収よりもJALかANAへの第三者割り当て増資が現実的な理由
スカイマークやAir Doなどの「元祖LCC組」は、今やJAL(9201)、ANA(9202)という通常の航空会社とLCCのちょうど中間に位置する。LCC登場後は従来の価格による魅力が低減してしまい、戦略の再構築を迫られる状況にあるが、とうとうスカイマーク(9204)が業界再編の中心となりそうな事態が迫って来た。

第124回
現在のテーマ物色の賞味期限は1日限り。今日下がった株は明日上がるが、今日上がった株はその日に利食え!
東京株式市場は、まさに「夏枯れ相場」です。18日の東証1部の売買代金は4月21日以来、約4カ月ぶりの低水準でした。確かに、18日まで日経平均は6日続伸しました。6日続伸は5月下旬以来、約3カ月ぶりのことです。にもかかわらず、商いは一向に盛り上がりません。18日は「お盆休み」明けで国内勢が市場に帰ってきたのに、閑散相場が続いています。

第328回
今週木曜のジャクソンホール・シンポジウムでは労働市場の動向が議論の中心に
シンポジウムではイエレン議長は単に参加者の一人として会議に臨むだけでなく、基調演説者の一人に名前を連ねています。彼女が登壇する時間は22日金曜日の朝10時(東海岸時間)です。ただ、足下の世界の動きを踏まえると、今回イエレン議長は何か新しいことを発表する可能性は、ほんの少し後退した観があります。

第123回
「テールリスク」を意識しつつ、ルールを決めてミクシィのようなハイボラ銘柄を積極的に売買しろ!
前回、「当面の日経平均は90%程度の確率で、65日移動平均線(≒13週移動平均線:5日13時10分現在1万5079.37円)を押し目限界にして上昇トレンドを継続するとみています。一方、10%の確率で65日移動平均線を割り込んで調整が深刻化するとみています。」としましたが、10%の方が実現しました。

第146回
先日、米国東海岸の港町、ボルティモアに行く機会があった。インナーハーバー(内港)地区は観光客で大変なにぎわいを見せていた。1980年頃から再開発が進められた同地区は、全米有数の巨大水族館などで構成され、近くには美しく整備されたボルティモア・オリオールズの球場もある。

第327回
米国株は地政学的条件とFRBの観測気球で10月まで上がったり、下がったりを繰り返す
先週金曜日にニューヨーク市場にもたらされたイラクからのニュースは、投資家を「ほっ」と安堵させる内容でした。なぜなら過激派の動きは止まったように見えますし、山岳地帯に孤立した難民への救援物資の投下もちゃんと届いたし、アメリカ軍の犠牲も出なかったからです。しかし良いニュースが、今後もずっと続くという風には考えない方が良いと思います。

第66回
ドル円相場は歴史的な膠着を続けている。今年初からの高値と安値を中値で除した変動率は4.5%にすぎない。左のグラフで過去40年の各年間変動率と対比すると、今年の特異ぶりが際立つ。季節的に8月のドル円相場は薄商いで動きが鈍くなりがちだ。

第122回
お盆期間は小型株だけを狙え!そして日経平均が65日移動平均線を割り込むまでは「買い」でOKだ!
米国株式市場が調整色を強めています。確かに、4日のNYダウは5日ぶりに反発しました。しかし、1日までのNYダウは4日続落です。ダウの4日続落は3月上旬以来ほぼ5カ月ぶりで、週間の下げ幅は467.2ドルと、1月下旬以来、約7カ月半ぶりの大きさでした。

第145回
ワールドカップで優勝したサッカーチームを、人間型ロボットのチームが打ち負かすのはいつの日か?ロボットによるサッカーの大会「ロボカップ」の開催を1997年に開始した関係者たちは、その目標達成時期をおよそ半世紀後の2050年に設定した。

第326回
政策金利のベクトルが変わるときは「売り」だ!
先週の米国株式市場は大幅安しました。ダウ工業株価平均指数は-2.75%、S&P500指数は-2.69%、ナスダック総合指数が-2.18%でした。急落の背景には先週発表された第2四半期GDPが+4.0%と強かったことがあります。第1四半期のGDPも、これまでの-2.9%から-2.1%に上方修正されました。
