マーケット全般(132) サブカテゴリ
第26回
日本銀行は10月31日に長期国債の買い入れ増額や買い入れ国債の平均年限長期化を中心とした追加緩和政策を発表した。国債需給逼迫化は確実視されており、今後、緩やかに日本の長期債、超長期債利回りは低下していくものと予想される。国内投資家の運用難に拍車が掛かり、あらためて債券投資戦略を練り直す必要がありそうだ。

第135回
アベノミクスの是非を問う解散総選挙で自民党が勝利すれば株価が高騰する理由
10月31日の黒田バズーカ第2弾発射以降、日経平均は堅調に推移しています。ただ、11月4日の1万7127.66円が目先天井となり、高値圏で日柄調整をしています。まあ、10月下旬からの上昇ピッチがあまりに凄かったので、足元の調整は健全な調整といえるでしょう。

年末までの相場、こう取り組め!
9月下旬から始まった米国株の調整局面は10月半ばにボトムを付け、その後V字型回復を見たことで終結しました。やられた分を全部取り返した辺りから、マーケットの動きは鈍くなっています。そこで問題は「ここから、どうする?」ということです。結論を言うと私は「強気のままで良い」と考えています。

第158回
無限にマネーを創造できる中央銀行が株を大胆に購入すれば、株価を押し上げられる。10月31日、日本銀行が決定した量的質的緩和策第2弾(QQE2)における、年間3兆円のETF(上場投資信託)購入は事実上それに当たるだろう。

第69回
米国経済は来年も再来年も3%を超える成長となり、自律回復が続くだろう。欧州経済は、2年間の景気後退の後、今年0.7%、来年1.0%、再来年1.4%と、重たい足取りながらもプラス成長を見込む。

第135回
黒田バズーカ砲で「日本株は買い」に。これから数日は乱高下するが、いい銘柄はゆっくり買えばいい!
10月31日、黒田バズーカ第2弾が発射され、日本株は急騰し、円安が急加速しました。長期国債の買い入れ額を30兆円、上場投資信託(ETF)と不動産投資信託(REIT)の買い入れ額は3倍に増やすとという、このバズーカ砲は、賛成5人、反対4人という異例の僅差で決まりました。

第339回
北米の大型商業用車両市場が好調!キャタピラー、パッカー、カミンズ、アリソンが相次ぎ好決算
このところ米国経済は「ひとり勝ち」の様相を呈してきています。アメリカの国内経済の強さは、物流の市場にも反映されています。長距離トラックの貨物量は増加しており、それに呼応するかたちで運賃もじり高を辿っています。最近では好景気でトラック運転手が不足しており、運送会社各社は、より快適な新車に買い替えることでトラック運転手を確保しようと躍起になっています。

第157回
「米国の政界で最も興味深い男」。米「タイム」誌10月27日号は、そういった言葉を添えてランド・ポール上院議員(共和党)の写真を表紙に掲載した。51歳の彼は2016年の大統領候補者選挙に出馬するもようで、米国の党派政治を変えてくれるのではないかと期待され始めている。

第156回
10月3週目は世界の金融市場が大荒れとなった。その翌週に米国へ出張したところ、ニューヨークの空港の入国審査官は皆、青いゴムの手袋をはめていた。空港関係者に聞いたところ、エボラウイルス対策とのことだった。

第26回
原油価格が大幅に下落している。10月16日には国際指標である北海ブレント原油は、4年ぶり安値となる82ドル台に下落した。6月の高値に比べると、3割近い下落になっている。米国産のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油も節目となる80ドルを下回った。

第134回
日本株は世界の景気敏感株。いまは日本株を買うタイミングではない!
日経平均は10月27日に1万5424.05円まで戻しましたが、相場の体感温度が一向に上がってきません。まあ、エボラ関連や、一部のイナゴ銘柄には元気なものもあるにはありますが、相場が急落する前のような勢いや、物色銘柄の広がり、そして持続力はありません。従来にも増して、資金の逃げ足が速くなっています。

第129回
2000円で750万円の土地をゲット!?ふるさと納税の還元率競争はいつまで続くのか?
実質2000円負担で豪華な特産品を受け取ることができるということで、大きな広がりを見せつつあるふるさと納税だが、ここにきて少し潮目が変わりつつある。ふるさと納税の仕組みについては、ご存知の方も増えているので他のコラム等をご参照いただくとして、夏ごろはテレビをはじめとする各種メディアにおいて、お得な特産品、ユニークな特産品が紹介されていた。それが最近は、「そうは言ってもいいことづくめではないでしょ?」「課題もあるでしょ?」というトーンで報道するメディアが増えつつある。

第155回
この11月9日はベルリンの壁崩壊から25周年、来年10月3日はドイツ再統一から25周年となる。当時のドイツは熱狂に包まれたが、四半世紀を経た現在は複雑な情勢に立たされている。10月10日のG20では、ドイツに景気刺激策としての財政支出の拡大を求める声が相次いだ。

第25回
FRB(米連邦準備制度理事会)の金融緩和政策が出口に向かう中、為替市場ではドル高が進行し、円やユーロに対してだけでなく、オセアニア通貨や新興国通貨に対してもドルは上昇している。

第338回
先端運転補助システム(ADAS)のデファクト・スタンダードを目指すモービルアイ社の株は買いか?
先端運転補助システム(ADAS)とは、クルマのフロントガラスの中央上方に取り付けたカメラで前方を監視し、ドライバーが見落としがちな歩行者、自転車、動物、その他の障害物との衝突の可能性を事前に察知し、自動的にブレーキを踏むなどの回避行動をするシステムを指します。スラエルに本社のあるモービルアイは、15年も前からこの先端運転補助システムの開発に取り組んできました。

第133回
当面の底入れ(1番底)は完了。年末相場は天国になるか地獄になるか?2番底入れを付けた後は「保ち合い放れ」につけ!
20日(月)の日経平均は前週末比578.72円高の1万5111.23円でした。上げ幅578.72円は2013年6月以来の大きさで今年最大でした。1万5100円回復は10月10日以来のことです。東証1部の値上がり銘柄数1802は過去最高だということです。安倍晋三首相が午後、小渕優子経済産業相と松島みどり法相から辞表が提出され、受理したことを明らかにしたと伝わりましたが、相場への影響は特にありませんでした。

第154回
10月3日に日本銀行が実施した、日本国債の一種、国庫短期証券(Tビル)の3.5兆円買い入れオペは衝撃だった。この時期に日銀がこれほど大量にTビルを買うということは、今の資金供給策が限界に近づいていることを意味するからだ。

第337回
ようやく決算発表に集中できる相場になってきた。今週発表のアップルに注目する理由とは?
先週の米国株式市場は水曜日と木曜日に相次いで急落する場面がありましたが、いずれも大引けにかけて戻し、二日連続で大きな下髭(したひげ)をつけました。週間パフォーマンスはダウ工業株価平均指数が-0.99%、S&P500指数が-1%、ナスダック総合指数が-0.42%でした。俗に「恐怖指数」と呼ばれることもある、S&P500ボラティリティ指数は15日に31.06の高値を付けた後、ザックリと反落しています。

第132回
前回紹介のエボラ関連銘柄が爆騰!追証絡みの投げが加速する局面では逆張り投資のチャンスをうかがえ!
前回当欄で、エボラ出血熱関連としてピックアップした銘柄群は大変なことになってます(笑)とりわけ、防護服を手掛けるアゼアス(3161)、パンデミック対策ソリューションを手掛ける日本アビオニクス(6946)、エボラ出血熱にでも利用出来るバイオハザードキャビネットを手掛ける日本エアーテック(6291)、の「エボラ御三家」は火柱高です。

第336回
絶好の買い場は近い!来年に向けて仕込む「お宝銘柄」2銘柄も紹介!
米国株の下げの原因として景況感の悪化を挙げる市場関係者が居ますが、私はその意見には反対です。アメリカの景気が悪くなっている兆候は、ありません。先々週発表された非農業部門雇用者数は強い数字でした。また消費も大丈夫だと思います。消費が米国のGDPに占める割合は67%程度であり、ウクライナ問題や中国経済の減速など外部的要因がどうであれ、消費さえ良ければ米国経済は安泰なのです。さて、それでは具体的にどのような銘柄を買えば良いのでしょうか?
