岩中祥史
第7回
【愛媛県】「のんびり」とした気質が強い一方、「情報通」の側面も
瀬戸内海に面し温暖な気候に恵まれているせいか、愛媛県人はのんびりとした気質が強い。一方、教養志向は旺盛で、情報に対しては非常に敏感である。「流行を気にしない」という人の割合が全国でいちばん少ない。

第6回
【岩手県】世俗に惑わされない「素朴」で「純情」なすがすがしさ
いかにも都会的といった派手さはないが、そのぶん素朴で、あまり格好をつけない――。そこに岩手の県民性の土台があるといってよい。シンプルでエコな生き方こそ、岩手県民のライフスタイルなのかもしれない。

第5回
【茨城県】 理屈っぽくて怒りっぽいが、一本気で骨のある気質
かつて水戸藩士は「理屈っぽい、骨っぽい、怒りっぽい」といわれた。その名残か、現在でも茨城県人には思い込んだらそれをトコトン貫き通す一本気なところがある。しかも「律儀さ」にかけては全国屈指といえる。

第4回
城下町として古い歴史と文化を持つハイレベルな観光都市・金沢市あっての石川県。「加賀百万石」という言葉の通り、豊かな地域であるという誇りは今日もなお石川県人の気質に深く宿っている。

第3回
【秋田県】 持ち前の「明るさ」で、いざというとき「頼り」になる
秋田県人は明るく、進取の気性が強い。日本でいちばん酒が強く、飲む量も多い秋田県人は、最初は口が重くても、いざというとき頼りになる存在である。

第2回
【青森県】 「方言」に対するコンプレックスで初対面が苦手?
青森県人は一般に、付き合ってからしばらくの間はおとなしい。「初対面の人と会うとき、気が重い」と感じている人の割合は全国一。その理由は、方言に対するコンプレックスではないかといわれている。

第1回
【愛知県】 地味だからこそ、日本経済を牽引
愛知県はコツコツとモノづくりにはげむことは得意である。それが今日の名古屋‐愛知県の独り勝ちにつながっている。県全体としては地味だが、強烈な存在感を示す県だ。
