辻広雅文

辻広雅文

ダイヤモンド社論説委員
1981年ダイヤモンド社入社。週刊ダイヤモンド編集部に配属後、エレクトロニクス、流通などの業界を担当。91年副編集長となり金融分野を担当。01年から04年5月末まで編集長を務める。主な著書に「ドキュメント住専崩壊」(共著)ほか。
第62回
景気刺激策法案に共和党が徹底して反対した米国の“健全”
辻広雅文
日本のメデイアだけに触れていると、世界は財政出動一色に染まったかのようだが、実は震源地の米国にして違う。共和党の「小さい政府」信奉者だけではなく、経済学者たちからも疑問は呈されている。
景気刺激策法案に共和党が徹底して反対した米国の“健全”
第61回
米国政府は「住宅ローンの棒引き」を決断できるか
辻広雅文
先週、「銀行国有化できぬゆえに米国の金融危機は長期化する」という題名のコラムを掲載したら、批判を含むさまざまな意見をいただいた。そのなかで最も考えさせられたのは、「銀行国有化は社会主義的政策の到達点ではないか」という指摘だった。「銀行国有化」を持ち出した私の論理を、もう一度整理しておこう。
米国政府は「住宅ローンの棒引き」を決断できるか
第60回
銀行国有化ができぬゆえに米国の金融危機は長期化する
辻広雅文
金融危機を打開する最も有効な方法は、銀行国有化である。だが、自由主義経済の盟主たる米国では、民主党政権でも、それは唾棄すべき政策であり、それゆえに出口が見えない。
銀行国有化ができぬゆえに米国の金融危機は長期化する
第59回
ワークシェアリング導入論に潜む二つの欺瞞
辻広雅文
激しい雇用調整が進むなかで、「ワークシェアリング」がにわかに脚光を浴びている。大手新聞の社説も雇用問題解決の糸口になりえるとこぞって取り上げ、工夫次第では正規社員と非正規社員の格差まで是正できる可能性にすら言及している。だが、立場の異なる人々が救いを求めるかのごとくに賛意一色に染まる主張や制度ほど、落とし穴が隠されているものである。
ワークシェアリング導入論に潜む二つの欺瞞
第58回
自民党と民主党は“貧困ライン”を設定し、貧困撲滅を政権マニフェストに掲げよ
辻広雅文
貧困の撲滅は多くの組織、制度、さらには人々の内面にまで関わる極めて難しい総合改革だ。だからこそ、自民、民主はともにマニフェストに組み込み、コミットメントする責任がある。
自民党と民主党は“貧困ライン”を設定し、貧困撲滅を政権マニフェストに掲げよ
第57回
出口治明 ライフネット生命社長インタビュー「私はなぜ生命保険の原価を開示したか」
辻広雅文
あらゆる企業にとって“秘中の秘”ともいえる商品の原価を、ネット専門保険会社のライフネット生命が公表した。タブーを破った出口社長にその決断の理由を聞いた。
出口治明 ライフネット生命社長インタビュー「私はなぜ生命保険の原価を開示したか」
第56回
“派遣切り”の加速は、企業の本質を理解できない政府の自業自得だ
辻広雅文
雇用調整が、凄まじい速さで進行している。とりわけ、非正規社員の悲惨な事例は枚挙の暇がない。ついに日産自動車は、国内の派遣社員2000人と期間従業員50人の契約を来年3月までにすべて打ち切ることにした。非正規社員は、ゼロになる。日本企業の経営は、明らかに変わった。
“派遣切り”の加速は、企業の本質を理解できない政府の自業自得だ
第55回
景気後退は戦後最長の36ヵ月を超えるか
辻広雅文
景気の悪化が日々、加速している。吉川洋氏は戦後最長の景気後退になると予測し、野口悠紀雄氏はマイナス5%成長に転落する危険性を指摘する。未曾有の事態に日本は「賢明な支出」を選択できるのか。
景気後退は戦後最長の36ヵ月を超えるか
第54回
「派遣切り」は止められるのか~雇用不安の深層を湯浅誠氏(NPO自立生活サポートセンター・もやい事務局長)に聞く
辻広雅文
「派遣切り」という言葉が、頻繁にメデイアに登場する。新入社員の内定取り消しが、後を絶たない。雇用不安の深層を、NPO自立生活サポートセンター・もやい事務局長の湯浅誠氏に聞いた。
「派遣切り」は止められるのか~雇用不安の深層を湯浅誠氏(NPO自立生活サポートセンター・もやい事務局長)に聞く
第53回
金融機能強化法の罪~政府と地銀はもたれあって堕落した
辻広雅文
金融機能強化法が景気悪化を防ぐために有効かどうかの議論はここでは横に置こう。指摘したいのは、政府と地銀の堕落。同法復活による金融システム肥大化のリスクである。
金融機能強化法の罪~政府と地銀はもたれあって堕落した
第52回
米国債が最上格トリプルAから転落する日
辻広雅文
金融危機でわれわれが得たのは、リスクフリーの金融商品など存在しないという教訓である。その教訓に、米国債が含められても不思議ではない。神話は疑うものが多数になれば、倒れる。
米国債が最上格トリプルAから転落する日
第51回
「空売り規制」は株価回復機能を奪う大愚策
辻広雅文
株式市場の大混乱に度を失った政府が、「空売り」規制を強化した。空売り規制強化には、政府が願うような株価の暴落を防ぐ、市場安定化効果が本当にあるのだろうか。
「空売り規制」は株価回復機能を奪う大愚策
第50回
「安い円」を世界中にばら撒いた責任は誰にあるのか
辻広雅文
円高とともに円資金の巻き戻しが進む今になって、日本の円安政策がいかに世界に投機資金をばら撒いていたかが分かる。麻生首相は公的資金注入の教訓など語っている場合ではない。
「安い円」を世界中にばら撒いた責任は誰にあるのか
第49回
「新興国救済のための新融資制度」提案でヒットを飛ばした日本の財務省の真意
辻広雅文
日本政府が世界に向けて、久々のヒットを放った。「国際金融安定化のためのIMF緊急ファシリテイ構想」がそれだ。発案した財務省の真意を探る。
「新興国救済のための新融資制度」提案でヒットを飛ばした日本の財務省の真意
第48回
金融機関が抱える「玉石混淆の宝石袋」~証券化市場の機能回復に何をすべきか~京都大学教授・矢野誠氏に聞く
辻広雅文
世界中の金融機関を経営破綻の淵に追い込むほど、なぜ、サブプライム関連の証券化商品は暴落し続けているのか。どうして、証券化商品市場には買い手が現れないのか。市場が備え持つはずの底値発見機能や価格形成機能が、不全のままなのはなぜなのか。著書『「質の時代」のシステム改革』(岩波書店)で、「市場の質理論」を展開した矢野誠・京都大学教授(兼,慶應義塾大学客員教授)に聞いた。
金融機関が抱える「玉石混淆の宝石袋」~証券化市場の機能回復に何をすべきか~京都大学教授・矢野誠氏に聞く
第47回
「消された年金」144万件――現場実務を無視する厚労省官僚の罪
辻広雅文
昨年燃え盛った「消えた年金」問題の解決のめども立たないうちに、「消された年金」問題が火を噴いた。社会保険庁のずさんと腐敗が暴かれる陰に、本質的な問題が隠されていると思われる。それは、霞ヶ関官僚の法制度の改正と、それを受けて全国の徴収現場で職員たちが執行する力との大きな乖離である。社会保険事務所における現場実務も能力も考慮に入れずに、ひたすら机上で制度設計に励む厚生労働官僚の罪、と言ってもいいだろう。
「消された年金」144万件――現場実務を無視する厚労省官僚の罪
第46回
「質素で退屈で憂鬱な低成長時代が始まる」池尾和人・慶応大教授に聞く
辻広雅文
米国発の金融危機が世界を恐怖に陥れている。いかなる混乱が、どれほど続くのか、今の時点では誰にも予見しがたい。それでは、金融危機収束後の世界を構想することは可能だろうか。池尾和人・慶応大学教授は、「2010年代は、世界中が低成長に陥り、質素で退屈で憂鬱な時代になる」と予測する。(聞き手/辻広)
「質素で退屈で憂鬱な低成長時代が始まる」池尾和人・慶応大教授に聞く
第45回
麻生太郎・自民党新総裁は宰相の器か
辻広雅文
経済認識に信頼がもてない政治家が、官邸の主になろうとしている。麻生氏固有の問題もあるとはいえ、政治家を育てるインフラを持たない日本の欠陥は深刻だ。
麻生太郎・自民党新総裁は宰相の器か
第44回
リーマン処理後に米金融当局にのしかかるこれだけの難題
辻広雅文
米金融当局の高いリテラシーへの期待の表れなのか、リーマン処理の決断を評価する声が日本のメディアで増え始めている。だが、その期待は裏切られる可能性もある。
リーマン処理後に米金融当局にのしかかるこれだけの難題
第43回
忘れ去られた「国会同意人事」に見る、民主党の政権担当能力欠如
辻広雅文
民主党の政権担当能力を疑わざるを得ない事象は「ねじれ国会」のなかでたびたび発生した。そのなかで私は、多くの有権者、もしかしたら当事者たちも忘れてしまったかもしれないある案件を、重く考えている。
忘れ去られた「国会同意人事」に見る、民主党の政権担当能力欠如
新着
業界
学び
特集
書籍
業界
製造業 銀行・証券・金融 保険 建設・不動産 コンサル・士業 商社 運輸・物流 IT・通信 AI・テクノロジー エネルギー 医療・製薬 食品・農業 小売・外食 サービス・エンタメ メディア・広告 スタートアップ・新規事業 教育 財閥・学閥 予測・分析
学び
経営・戦略 マネジメント ビジネス課題 ビジネススキル 営業・マーケティング マネー・投資 相続・節税 年金 キャリア・働き方 受験・子育て 教養