市川純子
第36回
厳しい残暑も過ぎ去り、ようやく秋らしい涼しい季節がやってきた。しかし、大量の汗をかく真夏よりも涼しくなってきた今頃のほうが汗のにおいに注意すべきである。なぜなら汗のにおいは、量ではなく、ストレスのかかり具合に左右されるからだ。

第35回
40歳を迎えた辺りから妻の顔色や機嫌が悪い――。そうした状況から、妻の更年期障害を疑う男性は少なくないだろう。しかしそれは更年期障害ではなく、すぐに実践できる“ある簡単な方法”によって解消できてしまう可能性がある。

第34回
毎日丹念に歯を磨いているにもかかわらず、冷たい飲み物や食べ物が歯にしみて痛い、という経験をしている人は多いのではないだろうか。そのなかでも特に、電動歯ブラシを使っている人は、間違えた磨き方で知覚過敏を招きかねないため注意が必要だ。

第33回
東日本大震災発生時、首都圏の高層ビルの高層階では大きな揺れを感じた人が少なくない。また本振だけでなく余震が断続的に発生したことにより、高層マンションの住人のなかには不眠症に陥り、さらには頭痛、高血圧を訴える人もいるという。

第32回
東日本大震災の被災地では、思うように栄養が摂れない方、またストレスから食べ物がのどに通らない方が少なくないだろう。そうしたなかで、身体と心の健康を保つためにどのように栄養を摂取していけばよいのだろうか。

第31回
花粉症といえば、目のかゆみやくしゃみが出るといったイメージを抱くだろう。しかし、春先に頭痛やのどの痛みを感じた場合、ただの風邪と思うのは早計だ。なぜなら、それらは、花粉症の初期症状である場合もあるからだ。

第30回
多くのビジネスマンが慢性的に悩まされているものの1つが腰痛だろう。騙し騙し、痛みと付き合っていることも少なくないだろうが、「ただの腰痛」と思って放置していると、夜も眠れない状況にも陥りかねない。

第29回
便秘など女性だけのものと中高年のビジネスマンのあなたも思っていないだろうか。しかし、これまでは便通が合った人がもし便秘の症状などに悩まされていたら、要注意だ。大腸がんの可能性も否定できないからである。

第28回
近年の登山ブームで、富士山などへの登頂を目指す若い女性や中高年が増えている。しかし、高地に到着したことによって発症する高山病を甘くみてはいけない。重に頭痛や呼吸困難の症状に陥るが、重症化すると脳浮腫や肺水腫になる恐れもある。

第27回
外出しているときは平気なのに、自宅では咳が止まらない状態が続く。さらに、鳥類をペットなどとして飼っていたりする場合は、ある病気である可能性も否定できない。それが、「鳥関連過敏性肺炎」という病気だ。

第26回
突然、閉鎖された空間などで「このまま死ぬのではないか」という恐怖感や息苦しさに襲われる。それが「パニック発作」だ。その発作自体は生命身体に危険を及ぼすものではないが、「また起きるのではないか」という不安がストレスを増幅させる恐れもある。

第25回
真夏日が続くなか、普段どおりにランニングを続けている中高年男性はいないだろうか。「日暮れどきになったら大丈夫だろう」と思っていたとしたら、それは危険である。炎天下が続いたなかであれば、日暮れどきであっても熱中症になる恐れがあるからだ。

第24回
年老いた親の介護というのは、体力的にも精神的にも大きな負担になることが多いが、これが独身男性の場合は、さらにどのような問題があるのだろうか。今回は介護への不安から不眠症になってしまった男性のケースを取り上げる。

第23回
親を若くして亡くしたビジネスマンの多くが感じる「親より長生きできるのか」という不安。特にご両親がくも膜下出血などの脳血管系の疾患で亡くなっている方は、その不安が的中しないためにも“予兆”に気をつける必要がある。

第22回
夜、眠ることができたと思ったにも関わらず、全身をムズがゆさが襲い、それから眠れなくなってしまう。そんな経験はないだろうか。この眠りを阻害するかゆみは実は意外な原因によって引き起こされている可能性がある。

第21回
中高年になるとストレスが溜まり、胃がキリキリと痛むこともあるだろう。しかし、それほどストレスが感じていない人や胃に異常のない人でも胃痛を訴える人がいる。その原因を探っていくと、なんと歯にあるというのだ。

第20回
大きな喜びに満ち溢れる妻の妊娠。しかし、高齢出産だった場合はきっと大きな不安が交錯するはずだ。さらに、ダイエット好きの妻を持つ場合は、妊娠・出産時に大きな“落とし穴”が潜んでいる可能性があるので注意をしなければならない。

第19回
「治るのか?」「仕事は続けられるのか?」ビジネスマンは、がんを告知されるとこれらのことが気になって仕方がない。しかし、「通院だけで、手術をしないで痛みや苦痛がなく完治する」がん治療が存在するという。

第18回
忙しいビジネスマンだと怠りがちなコンタクトレンズのケア。ともすると、つけっぱなし数日を過ごしてしまう人もいるのではないだろうか。しかし、つけっぱなしや誤ったコンタクトケアは重篤な病気を引き起こす恐れがある。

第17回
病気に直面しているのは、患者だけではない。医師こそ多くの病気に直面し、その怖さを知っている。今回は、外科医である柴田高氏に“見えない敵”ウイルスの怖さとそれらへの挑戦を語ってもらった。
