
莫 邦富
第6回
サッカーW杯に中国チームの姿がないことは残念だが、中国の存在感は別の形で示されている。競技場から届く“中国への”そして“中国からの”ビジネスのメッセージをお伝えしよう。

第5回
上海万博に足を運び、日本産業館を見学する機会を得た。1400万円かけたトイレ空間や一人4万円の懐石料理など話題性は十分だが、見学者にアピールしたい肝心の中身は分からなった。筆者なりに考えた人気倍増案をお伝えしよう。

第4回
中国でも有名な観光地として知られる長野県・上高地。筆者も最近ようやく訪れる機会があった。しかし、外国人観光客誘致への地元の熱意とは裏腹に、基本インフラは未整備と見た。責任は、地元よりも、官庁側にある。

第3回
中国の南北交通大動脈の交差点・河南省鄭州に、「丹尼斯(デンニシ)」という名の急成長中の百貨店がある。その輸入品売り場はこの1年で日本商品だらけとなった。百聞は一見に如かず。写真を交えながら、その変貌ぶりをお伝えしよう。

第2回
筆者は最近、中国人に和食通が増えていることに驚かされる。昔の醤油嫌いが嘘のようだ。こうなると、不思議なのが中国での日本酒ブランドの認知度の低さ。酒造メーカーは、目の前のチャンスをみすみす逃してはいないか。

第1回
かつて毛沢東は「農村から都市を包囲する」戦略で、中国革命を勝利に導いた。最近、この戦略でビジネスを進める地方の企業が増えた。ファストフード店の「徳克士」やステーキハウスの「豪客来」がその典型例だ。
