
丸山貴宏
第85回
「副業」に注目が集まっています。個人にとってはキャリア形成や収入の増加、企業にとっては新たな事業機会の発掘や人材確保といったメリットがあると言われています。副業してOKな人の技能と雇用の条件と、本業から副業を生み出す方法を解説します。

第84回
オーナー経営者の外面と内面(うちづら)の落差に気付かず、憧れの経営者、憧れの会社に入社できたのに早期離職するケースは後を絶ちません。転職に失敗しないために必要な視点を人材コンサルのプロが教えます。

第83回
SNSに退職の報告や求職中であることを公開する人が増えています。これは転職活動の一つのよい方法ですが、発言のタイミングや内容には慎重になったほうがよいでしょう。転職に不利に働くこともあります。

第82回
「現在の職場が非常に激務のため、このあたりでもう少し働き方や生き方を考え直したいと思いました」こうした転職理由の方が、30歳前後で子どものいない女性の場合、企業の人事部は少し警戒します。「採用しても、すぐ産休・育休に入ってしまうのではないか」と。

第81回
年齢を重ねさまざまな経験を積んでいくほど、どうしても思い込みや先入観で物事を見てしまいがちです。しかしそれらを取っ払って新しい動向を観察し、体験し、学んでいく姿勢を持っていないと、転職市場で需要がない人になってしまいかねません。

第80回
働き方改革は仕事内容や従業員の生活環境によって効果を発揮する場合とそうでない場合があります。それだけでなく、コミュニケーションが取りずらくなるという弊害もありました。

第79回
出身の大学よりも偏差値が高かったり、よりブランドが高いとされる大学院や社会人大学院へ行くことで、最終学歴を見栄えよくする「学歴ロンダリング」。揶揄されることもありますが、明確な理由を説明することができれば有利に働きます。

第78回
先日、みずほフィナンシャルグループが構造改革案を公表し、AIなどで効率化を推進して業務量を減らし、2026年度までに従業員数を約1万9000人削減する方針を打ち出しました。また、三菱UFJフィナンシャルグループと三井住友フィナンシャルグループも業務量削減の方針を明らかにしています。今後、行員が転職市場にたくさん出てくることが予想されますが、優秀なのに転職が難しい人とそうでない人に分かれてくるでしょう。

第77回
退職を「卒業しました」と表現する人が増えているが、あまり経験を積んでいないのに言ってしまうと逆効果だ。「それは卒業ではなく中退でしょう」というケースがほとんどだという。

第76回
マネージャークラスやエグゼクティブ層の人材は、今期(2017年4月~)に入ってから、大きく年収アップして転職するケースが増加する傾向にあります。年収を上げてまで人材を採用したい企業の特徴と、採用される人材の特徴をまとめました。

第75回
景気が回復してきた今、派遣やパート・アルバイトの非正規雇用の人を正社員として採用するケースが増えています。状況を転職のプロが解説します。

第74回
AIやIoTといったように、テクノロジーの急発達はビジネスにも大きな変化が押し寄せてきており、将来の予測が困難になっています。すると働く人たちがキャリアを考えていくうえで、一つのスキルを身につけたら、一生それで食べていけるほど安泰といえる状況ではなくなりました。では今後、自分のキャリアをどのように築いていけばいいのでしょうか――。

第73回
高齢化の進展や生産年齢人口の減少に伴う労働力不足、テクノロジーの進化等によって、これから数年後には「働き方」が劇的に変わっていくと見ています。働く個人が生き残りに欠かせないポイントが3つあります。それは何でしょうか?

第72回
雇用環境は人手不足が続いています。厚労省発表の最新有効求人倍率(7月)は1.52倍。これはバブル期に最も高かった1.46倍を上回る高水準です。人をなかなか採用できない状況が強まる中、多くの企業が採用の間口を広げる、つまり従来よりも採用基準のハードルが下がっているのです。では転職希望者はどんなことに気を付けたらいいのでしょうか。

第71回
転職活動をしていると「この会社はブラック企業ではないか?」と心配する人が少なくありません。実際、従業員を不当に酷使し、十分な対価を支払わない会社への入社は避けなければなりません。では転職活動をするにあたり、どんな点に気を付けたらいいのでしょうか。

第70回
仕事や働き方に関する流行り言葉があります。それらを使うと状況や考えを簡単に説明できるような気がするのか、転職活動でも使う人を見かけます。ところが、面接や人材紹介会社との面談で軽々しく使うのは考えものです。例えばどんな流行り言葉がよくないのでしょうか……?

第69回
「入社してみたら転職前の約束と実際の給与が異なっていた」というケースがあります。そんな悪質な企業の話を聞くと、怒りを感じる人が少なくないでしょう。では給与トラブルに遭わないようにするにはどうすればいいのでしょうか。

第68回
転職活動の面接で悩まされる質問の1つに退職理由があります。転職活動をしているみなさんにとって、退職理由は1つしかないという人は少なくないでしょう。また退職理由を伝える際に、ネガティブな話は、相手に悪印象を与えるから言わないほうがいいのではと悩む方も少なくありません。ではどういう伝え方がいいのでしょうか?

第67回
「そろそろ管理職に昇格しそうだが、私は管理職になりたくない。だから転職する」――こういう理由で転職を希望する人が、10年程前からの傾向として散見されるようになりました。なぜ、このような状況になってしまったのでしょうか。

第66回
転職活動で人材紹介会社に登録すると、コンサルタントによってはたくさん応募するように言われますが、真に受けてはいけません。なぜなら、行きたいと思っていない会社や情報も持っていない会社を受けると、落ちた会社をいたずらに増やしてしまい、せっかくのよい機会を逃しかねないからです。ではどんな進め方がいいのでしょうか。
