丸山貴宏
第48回
「会社の方針と合わない」を理由に転職という文字がよぎっていませんか?転職すると今まで築いてきた自分の信用残高はゼロになります。転職する前に自分が働きやすい職場にするには何をすべきか、コンサルタントの事例をヒントに考えてみましょう。

第47回
最近の労働市場の変化として大きいのは、35歳以上の転職が盛り上がっていることです。30代後半はもちろん40代、50代の転職も、もはや珍しくなくなっています。つい先日弊社でも55歳の候補者の転職が決定しました。

第46回
最近、遠距離や海外にいる候補者との「スカイプ面接」が増えています。採用競争が激しくなっている現在、悠長に実際に会う面接にこだわっていれば、それこそスカイプ面接をやっている他社に後れを取ってしまいます。

第45回
トップの肝いりで重要な部門の幹部として転職したものの、現場は冷淡かつ足を引っ張る人ばかりで、嫌がらせを受ける…。こんな中途入社いじめに合う人は少なくありません。しかもポジションが高いほど、いじめに合うケースは増えるのです。

第44回
今、地方創生が叫ばれる中、東京をはじめとする大都市から地方への転職が盛り上がっているかというと、そうとはいえません。Uターン・I転職に取り組む多くの人材紹介会社を見ると、かなり苦戦しているからです。

第43回
最近、転職が決まった人をあらためて見ていて気付くのが50代の転職が増えていることです。物流の専門家、社内システム構築の達人、ある分野の研究者……。その多くは高い専門性を持った、いわばスーパーオヤジというべき人たちです。

第42回
かつては超大手企業出身は、中小企業から非常に喜ばれました。しかし最近は「この人、大丈夫ですか?」と警戒した反応を受けます。大企業出身者が中小企業やベンチャー企業に転職すると、成果をあげられずにつまずいてしまうケースがあるからです。

第41回
業界や職種にもよりますが、以前は管理職経験がないことはマイナスにとらえられがちでした。しかし最近はそういうことが減っていると感じます。管理職経験より専門性や旬なテーマへの関わりがない人のほうが転職市場におけるバリューは低くなっています。

第40回
30代中盤に差しかかってくると、30代前半の頃のようなオファーが舞い込んでくることはあまりありません。ご縁を結べるのは一度だけ、チャンスはそれほど転がってはいないのです。ではどうすれば数少ないチャンスをつかめるのでしょうか。

第39回
最近「出戻り転職」を見かけるようになりました。個人の視点に立つと、出戻り転職も一つのキャリアの選択肢となる可能性はありますが、業界や企業によってその扱いはさまざま。オーナー企業では、「裏切り者」として認識されがちです。

第38回
最近、企業の評価ポイントとして価値が高まっているのが、自分の興味のある分野へ強烈に傾倒する人、いわゆる「オタク」です。バランスのとれた人より、何か尖った強みや専門性を持つ人がより高く評価される傾向にあります。

第37回
40代に入る頃から大きく個人差が出てくるようになるのが「見た目の若さ」です。「童顔」「老け顔」といった話ではなく、ここでは全身から醸し出される若々しさのことを指しています。企業は老けて見える人より、見た目の若い人のほうを欲しがります。

第36回
転職活動をしている人からのご相談で意外と多いのが、「面接での服装」に関することです。最もよくあるパターンは普段、ラフな服装で仕事をしている会社に勤めている人が「面接にはスーツを着ていかなければいけませんか?」というものです。

第35回
内定が出れば転職活動は終わりではありません。いま勤務している会社の退職手続きを終え、内定が出た会社へ入社したときに転職活動は終了します。ところが、引き継ぎを含めた退職手続きをいい加減にやったり、なかなか退職できずにいる人を見かけます。

第34回
最近、夫より妻のキャリアを優先する、いわば「嫁キャリア優先」の選択をよく見かけます。先日は妻が海外への転勤が決まったので、それに合わせて自分は勤務会社を退職し、妻と一緒に現地へ移り住み子育てに専念するという男性に出会いました。

第33回
転職活動=浮気と言われることがあります。もちろん転職は悪いことではありませんが、転職活動が会社側に知られると、軋轢が生じるケースがよくあります。では、会社の上司や同僚に気づかれないよう転職活動を進めるにはどうすればよいのでしょうか。。

第32回
転職が当たり前となった現在、夫の転職を阻む「嫁ブロック」は、現在多くの人の興味を引くワードになっています。SMAPの解散騒動のときには「キムタクも嫁ブロック!?」などと報じられました。そこで今回は嫁ブロック最新事情について紹介しましょう。

第31回
人材紹介の仕事を始めてから20年以上経ちましたが、定期的に遭遇するのが候補者の「履歴書詐称」です。年に1回は遭遇します。詐称といっても幅があり、本物の詐欺師からちょっと誤魔化そうとする人、悪意はないが経歴詐称になってしまった人がいます。

第30回
SNSが普及し、一般の個人でも「炎上」するケースは珍しくもありません。SNSは不特定多数に発信するもので、自分が判断される材料の一部になるという認識は欠かせなくなりました。では企業は中途採用活動において、個人のSNSをどう見ているでしょうか。

第29回
たくさん面接をしていると、誰もが知っているサービスや製品について「あの製品・サービスをつくったのは私です」と言う人に出会うことがあります。本当なら凄いことになりますが、面白いのは同じ主張をする別の人がけっこう現れたりすることです。
