
丸山貴宏
第125回
新卒時の就職活動では、自分のやりたいことを模索しながら進めることが多いです。ただ、転職活動においては、そうした“就職的な感覚”はあまり褒められたものではありません。特に35歳以上の転職では、「やりたいこと」軸での転職は避けたほうがよいでしょう。

第124回
40代~50代の転職者が増えています。そこで気になるのが、「役職」の有無や内容が転職にどのくらい影響するのか、ということ。役職は会社からの評価という側面もありますが、転職市場ではどう見られているのでしょうか。

第123回
人材獲得競争の激化や潤沢な資金を持つベンチャー企業の増加などを背景に、人材取り合い合戦に勝つためお金を積み増す企業が増えています。そうしたなかで、注目されているのが「一時金」「支度金」の存在です。

第122回
「35歳転職限界説」も今は昔、40代以上の転職者数が急増しています。背景には、人手不足などを要因に転職売り手市場が続いていることがありますが、決して40代転職の「ハードルが下がっている」というわけではありません。

第121回
転職売り手市場が続く中、人材の獲得合戦が繰り広げられることも少なくありません。内定辞退が相次ぎ、なかなか優秀な人材が採れない企業の問題点とは?

第120回
転職や独立で一度は退職した会社に戻ってきて働く「出戻り社員」。かつては、“退職者= 裏切り者”のイメージが否めませんでしたが、人的リソースとして前向きに捉えようという動きが広がっています。背景として慢性的な人手不足がありますが、どうやら理由はそれだけではないようです。

第119回
慢性的な人手不足ということもあり、優秀な人材が転職をしようとする際にあの手この手で引き留めようとする企業が増えています。希望の仕事や給与といった条件をかなえると約束され、残留する方も少なくないですが、その選択には一定のリスクが伴うことを理解しておかなければなりません。

第118回
業績悪化など、さまざまな理由により発生する「大量退職」。憧れの上司や仲の良い同僚が次々と辞めてしまうと、不安になることもあるでしょう。自分も会社を去るべきか、残るべきか――。キャリア形成の視点でポイントを解説します。

第117回
終身雇用が限界を迎えるなか、今勤めている会社の中だけでなく、「人材市場」における自分のキャリアの価値を意識することが重要になってきています。今すぐ転職するつもりがなくても、自分のキャリアを客観的に評価してみましょう。見えてくることがあるはずです。

第116回
人手不足や終身雇用制度の崩壊などを背景に、40代や50代の転職が増加。こうした変化からか、ちょっと困った中高年転職希望者が現れています。一見、普通の人に見える彼らは、ささいなきっかけで「俺様社員」に豹変するのです。

第115回
終身雇用制度が限界を迎えています。社内のキャリアだけでなく、社外での自分の市場価値を高めるために動くべきです。社外での「偶然の出会い」が今後の自分のキャリアや価値観を大きく変えることもあるでしょう。

第114回
海外で日本語を学ぶ学生の中には、将来日本で働きたいと思っている人が多くいます。しかし、最近は日本企業から内定が出ても、他国の企業に就職を決めるケースがあるといいます。その背景にある日本企業の課題とは?

第113回
40代や50代の転職も珍しくなくなりました。それでも、「この歳で失敗したらやり直せないのでは…」と転職を躊躇する人も少なくありません。50代の転職は、キャリアにどのような変化をもたらすのでしょうか。

第112回
年収ダウンが当たり前だったスタートアップ企業への転職が変わりつつあります。実際、昔と比べて、スタートアップ企業では経営幹部級やエンジニアを採用する際の提示金額が上がっており、年収1000万円超を維持できるケースも見かけます。

第111回
日本人なら誰でも知っていて、給与は高く企業イメージも良い。そんな就職人気の非常に高い大企業の一部から、20代後半~30代半ばの若手社員が転職市場に出てくる動きが見られます。

第110回
ヨーロッパのエグゼクティブと仕事をしていると、政治経済や歴史、文化の話題になることがよくあります。そこで自分なりの見解や意見を述べてやり取りをできないと、「教養のない人」と評価され一段下に見られてしまう感があります。

第109回
近年、とみに減ったと感じるのが飛び込み営業です。実際、人材紹介実績においても営業の決定数は減少していますが、それは営業の価値が低下したというより、モノやサービスを売る方法が変化、多様化している影響が大きいと考えています。

第108回
「会社が嫌ならさっさと辞めて転職すればよい」といった主張を見かけることが増えました。確かに心身を壊してしまうような職場なら、早々に撤退すべきです。ただし、「会社が嫌」の内容が軽いまま、短期間で転職するのは問題があります。

第107回
「前職に何年在籍していたら採用担当者は安心しますか?」そんな質問を受けることがありますが、これは答えるのが難しい質問です。一般的な会社であれば、3年在籍している人なら安心ですが、最近は一概にそうも言えないからです。

第106回
前職での華々しい実績を引っ提げて中途入社したにもかかわらず、いつまでたっても期待外れのパフォーマンスしかあげられない。世の中で転職が増えるにつれ、そんな「残念な中途社員」を近くで見かける機会も増えていると思います。
