小川仁志

山口大学国際総合科学部教授

おがわ・ひとし/1970年、京都府生まれ。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。専門は公共哲学。
商社マン(伊藤忠商事)、フリーター、公務員(名古屋市役所)という異色の経歴を持つ。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員等を経て現職。大学で新しいグローバル教育を牽引する傍ら、「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。

「将来の夢がない」中高生の悩みにロッチと子羊がスバリ回答…その視点はなかったわ!
小川仁志,『ロッチと子羊』NHK制作班
友達やクラスメイトと自分を比較して、足りない面ばかりが見えてしまう。そんな思春期の悩みを解消するためには、哲学者たちの思索がヒントになるかもしれない。本稿は小川仁志、『ロッチと子羊』NHK制作班 『『ロッチと子羊』で学ぶ中高生のための哲学入門:君のお悩み、哲学プラクティスで解決します。』(ミネルヴァ書房)の一部を抜粋・編集したものです。
「将来の夢がない」中高生の悩みにロッチと子羊がスバリ回答…その視点はなかったわ!
「先輩に意地悪されないか不安…どうしたらいい?」→ロッチと子羊の答えにモヤモヤが晴れた
小川仁志,『ロッチと子羊』NHK制作班
子どもから大人への階段をあがっていく思春期ともなれば、周囲との関係性に深く悩んでしまうもの。そんな悩みの解決にぴったりな哲学者の思想を紹介しよう。本稿は小川仁志、『ロッチと子羊』NHK制作班 『『ロッチと子羊』で学ぶ中高生のための哲学入門:君のお悩み、哲学プラクティスで解決します。』(ミネルヴァ書房)の一部を抜粋・編集したものです。
「先輩に意地悪されないか不安…どうしたらいい?」→ロッチと子羊の答えにモヤモヤが晴れた
「もしかして怒ってる?」SNSの不安あるあるに「ロッチと子羊」がズバッと回答
小川仁志,『ロッチと子羊』NHK制作班
中学高校生ともなると、悩みのタネは尽きないもの。大人が読んでもタメになるさまざまな解決のヒントを、古今東西の哲学者の考えを引きながら伝授しよう。本稿は小川仁志、『ロッチと子羊』NHK制作班 『『ロッチと子羊』で学ぶ中高生のための哲学入門:君のお悩み、哲学プラクティスで解決します。』(ミネルヴァ書房)の一部を抜粋・編集したものです。
「もしかして怒ってる?」SNSの不安あるあるに「ロッチと子羊」がズバッと回答
「人は必ず死ぬ、でも…」手塚治虫の漫画を読めば、その答えが見えてくる
小川仁志
哲学は抽象的で役に立たないと思ったら大間違い。日常生活に深く根ざした問題について、従来の考え方を疑い、視点を変え、再構成し、言語化することが哲学のアプローチだ。古今東西の哲学者たちの思索を、たどってみよう。本稿は、小川仁志『世界が面白くなる! 身の回りの哲学』(あさ出版)の一部を抜粋・編集したものです。
「人は必ず死ぬ、でも…」手塚治虫の漫画を読めば、その答えが見えてくる
第5回
スミスが説く「心の弱さの本質」を知ればそれをポジティブなエネルギーに変えられる
小川仁志
スミスが人間の弱さの本質として挙げる「虚栄」とはどのようなものなのか。スミスは併せて、人間がその弱さに歯止めをかける賢明さも持ち合わせていること、虚栄そのもののエネルギーの大きさをポジティブに活かす方法についても述べています。
スミスが説く「心の弱さの本質」を知ればそれをポジティブなエネルギーに変えられる
第4回
相手に完璧な同感を求めなければ人間関係も社会全体もうまくいく
小川仁志
人が互いに同感を求め合うメカニズムについて、前回まで述べられてきました。では、その求め合う同感の程度とはいったい、どのようなものでしょうか。わかり合える度合いについて齟齬がなければ、人間関係はスムーズに進みそうです。それに関するスミスの知恵とは…?
相手に完璧な同感を求めなければ人間関係も社会全体もうまくいく
第3回
なぜ人は互いに同感を求めて発言したり行動したりするのか?
小川仁志
スミスは、人間は、複数の人の間の同意を前提とする間主観的な存在、あるいは社会的な存在である、と定義づけていた、と言います。しかし、私たちはどこまで他者に同感することができるのでしょうか。自分と他者との境界線について探り、なぜ人は同感を求めるのか、さらに考えていきます。
なぜ人は互いに同感を求めて発言したり行動したりするのか?
第2回
人間にとって大事なものは何か?アダム・スミスの「同感」概念がもつ新規性
小川仁志
アダム・スミスが『道徳感情論』のなかで強調するテーマのひとつに「同感(sympathy)」があります。人間が他人の経験や感情に思いを寄せるのは当たり前のことのようにも思えますが、スミスの目の付け所のどこに新規性があったのでしょうか。
人間にとって大事なものは何か?アダム・スミスの「同感」概念がもつ新規性
第1回
虚栄心を飼い慣らして、資本主義社会を生き抜こう!アダム・スミス『道徳感情論』に学ぶよりよい生き方
小川仁志
アダム・スミスのもうひとつの主著『道徳感情論』では、経済・社会の構成員である人間というものの本質について、深く掘り下げて分析されています。“行動する経済学者”小川仁志先生に、この『道徳感情論』から、21世紀の資本主義社会を生き抜く知恵を読み解いてもらいます。
虚栄心を飼い慣らして、資本主義社会を生き抜こう!アダム・スミス『道徳感情論』に学ぶよりよい生き方
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