鈴木明彦

鈴木明彦

金融・経済ウォッチャー

すずき・あきひこ/1981年早稲田大学政治経済学部経済学科、87年ハーバード大学ケネディー行政大学院卒。
銀行調査部、シンクタンク、内閣府で30年余りのエコノミスト経験。現在は、金融政策を中心に金融・経済情勢についてウォッチしながら、さまざまな気付きを情報発信。青山学院大学大学院他で非常勤講師。著書「デフレ脱却・円高阻止よりも大切こと」中央経済社、「デフレとの20年戦争」金融財政事情研究会。
X(旧ツイッター)@3427asuzuki

日本経済の成長を妨げるのはデフレではなく「隠れた物価上昇」だ
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長くデフレが問題視されてきたが、消費者は企業が販売価格は変えないで量を減らしたり質を落としたりする「見えない値上げ」を感じている。これが広がれば成長を妨げる恐れがある。
日本経済の成長を妨げるのはデフレではなく「隠れた物価上昇」だ
景気はすでに後退、「戦後最長の拡大」は“幻”に終わる
鈴木明彦
政府の景気判断に従えば、来年1月には「戦後最長の景気拡大」を達成することになる。それが既定路線になっているが、しかし在庫循環や景気動向指数の動きから判断すれば、景気後退はすでに始まっている。
景気はすでに後退、「戦後最長の拡大」は“幻”に終わる
日銀の政策修正は、日銀マンの気持ちを「忖度」するとわかりやすい
鈴木明彦
日本銀行の「政策修正」の意図を忖度すれば、「脱デフレ」の金融政策を終わらせようと動いていることがわかる。長期金利の上昇余地を作っただけでなく「マイナス金利」をやめる布石も打ったと考えられる。
日銀の政策修正は、日銀マンの気持ちを「忖度」するとわかりやすい
なぜ「量より質」で経済成長するようになると賃金が増えないのか
鈴木明彦
「量」の拡大から、高付加価値の製品やサービスを生み出す「質」の向上で経済成長するのは成熟化の現れだが、賃金は増えなくなった。改良型の質の向上ではその分を価格に転嫁するのが難しいことが一因だ。
なぜ「量より質」で経済成長するようになると賃金が増えないのか
日本が貿易戦国時代に生きる道は米中以外との「合従策」だ
鈴木明彦
米中貿易摩擦は日米摩擦とは違い、覇権を求める大国を軸にした“貿易戦国時代”につながる可能性がある。日本が生き残る道は、米中との「連衡」でなく、覇権を求めず自由貿易の価値観を共有する国との「合従策」だ。
日本が貿易戦国時代に生きる道は米中以外との「合従策」だ
デフレとの「20年戦争」を今すぐ終わらせる方法はある
鈴木明彦
デフレとの戦いが泥沼状態に陥っているのは、政府が金融緩和圧力をかけ続ける思惑から「デフレ脱却」の定義を厳しくしたからだ。緩やかなデフレを受け入れ「2%物価目標」の運用を柔軟にすれば、デフレを「敵」とみなす必要もなくなる。
デフレとの「20年戦争」を今すぐ終わらせる方法はある
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