佐藤 優
低い内閣支持率で苦戦している岸田文雄首相だが、外交は相変わらずさえている。バイデン米大統領との首脳会談後に発表された、日米首脳共同声明「未来のためのグローバル・パートナー」を、作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏が読み解く。

ロシア・モスクワ郊外のコンサート会場「クロッカス・シティー・ホール」で3月22日に発生したテロ事件は、144人が亡くなる大惨事となった。このテロ攻撃で、誰が得をするのか?作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏が読み解く。

「日本を愛しているフリ」を演じない“トランプ大統領”再選に備え、日本は奴隷根性を改めよ
秋に予定されるアメリカの大統領選挙は、「もしトラ(もしトランプ氏が大統領に返り咲いたら)」から「ほぼトラ(ほぼトランプ氏が勝つ)」への様相を呈し、日米関係の今後がますます注目される。今回は、佐藤優氏がいま話題の各界プロフェッショナル12人と対話した最新刊『天才たちのインテリジェンス』(ポプラ社)より、佐藤氏と政治学者の白井聡氏との対談(2018年10月収録)を抜粋。当時二人が論じた「日本独自のねじれた対米従属の在り方」や「日本の存在感」がどう示されるべきかについて、再びの「トランプ大統領」登場に備え、改めて徹底検証する。

佐藤優が「ここだけの話“トランプ大統領”の方が世界は安定する」と考える理由
「世界は、気候変動、感染症、法の支配への挑戦など、複雑で複合的な課題に直面しています」――昨年9月の国連総会の一般討論演説で、岸田首相は「イデオロギーや価値観で国際社会が分断されていてはこれらの課題に対応できない」と述べた。長引くウクライナ戦争、秋に予定されるアメリカ大統領選など、新たな勢力均衡線を見据え、日本は何を意識すべきか。今回は、“知の巨人”といわれる佐藤優氏がいま話題の各界プロフェッショナル12人と対話した最新刊『天才たちのインテリジェンス』(ポプラ社)より抜粋いたします。

11月に迫る米国大統領選挙で、トランプ前大統領は優勢に戦っている。なぜトランプ氏は支持されるのか。前回に続き、スペシャル版としてジャーナリストの池上彰氏を迎えて最新の世界情勢について語り尽くす。

11月の米大統領選に向けた共和党の候補者選びでは、トランプ前大統領が大差をつけてリードしており、本選ではバイデン大統領との対決が見込まれている。トランプ返り咲きで世界情勢はどう変わるのか。池上彰氏を招いてのスペシャル対談編として、佐藤優氏と池上彰氏が語り尽くした。

沖縄県が強く反発する中、国は新基地建設のため、辺野古沖の地盤改良工事に着手した。だが、作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏は「三つの理由で辺野古新基地への移転は難しい」と分析する。

イスラエルとハマスの停戦やガザ地区の復興を巡り、エジプトの動きが活発化している。その深い理由を、作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏が読み解く。

日本政府の発表に対するロシアの反応をどう読み解けばいいのか。プーチン大統領が「新年の辞」で初めて言及した「家族の団結」の意味とは?作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏が読み解く。

政策は支持されず「増税メガネ」と揶揄され、支持率が低迷する岸田政権。自民党・派閥パーティー券問題が直撃するなど内政は厳しい局面に立たされているが、作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏は「外交は実に狡猾で巧み」だという。

#15
台湾有事は起こらない――。作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏は、そう喝破する。『半導体戦争』(クリス・ミラー著)を読んだ佐藤氏が、同書の最も面白かった話や、米中対立の行方について語った。

12月の毎日新聞の世論調査では、岸田内閣の支持率が16%、不支持率79%という衝撃の結果が出た。作家で元外交官の佐藤優氏が、これから岸田政権に起きる3つのシナリオを明かした。

自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金疑惑を巡り、岸田首相は「国民の信頼回復のために火の玉となって自民党の先頭に立ち、取り組んでいく」と述べたが、元外交官で作家の佐藤優氏は「特捜部は、岸田政権が国会で火だるまになる事態をわざわざ狙った」と言う。

イスラエルとハマスの軍事衝突はいつまで続くのか。一時休戦は停戦に繋がるのか。イスラエルは「ハマス殲滅」を掲げるが、ガザ地区をどうしようと考えているのか。作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏が読み解く。

「コイツを殴っていいか?」クレーマーが駅員の腹にドスン!…思わず帽子を叩きつけた屈辱の日
病と闘う「知の巨人」佐藤優さんが、京大法学部出身、JR西日本に就職し駅員や車掌を経験したこともある異色の主治医・片岡浩史さんと語り尽くします。今回は、片岡さんのJR西日本時代の経験【後編】です。

イスラエルとイスラム教スンナ派武装組織ハマスの武力衝突。一時的な休戦にとどまらず、本格的な停戦は実現できるのか。元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏がイスラエルとハマスの歴史を振り返り、双方の内在的論理を解き明かす。

100万円の札束でボン!と叩かれ…駅員時代の理不尽な仕打ちに「驚きしかありません」
病と闘う「知の巨人」佐藤優さんが、京大法学部出身、JR西日本に就職し駅員や車掌を経験したこともある異色の主治医・片岡浩史さんと語り尽くします。今回は、片岡さんのJR西日本時代の経験【前編】です。

創価学会の池田大作名誉会長が11月15日、老衰のため95歳で亡くなった。池田氏はどのようにして創価学会を世界的な宗教団体に拡大させたのか。カリスマ指導者の死去は、創価学会にどのような影響を与えるのか。プロテスタント神学を学んだ宗教専門家でもある佐藤優氏が語った。

病院の長時間待ちに批判も…佐藤優が「いいこと」だと言い切るワケ
週3度の透析、前立腺癌、冠動脈狭窄と闘う「知の巨人」佐藤優さんが、京大法学部出身、異色の主治医と語り尽くします。今回は、大学病院への批判と、『白い巨塔』がもたらした三つの社会的影響について。佐藤優さんは、「病院で長時間待たされるのは、むしろいいことだ」といいます。その理由とは?

パレスチナのガザ地区に拠点を置く武装組織ハマスとイスラエルの軍事衝突。イスラエル軍の地上作戦が間近に迫っているが、地上作戦で何が起きるのか。元モサド幹部が証言する、イスラエルを瞬時に劇的に窮地に陥れる“危険な組織”の動向とは。元外交官で作家の佐藤優氏が分析した。
