佐藤 優
軍事クーデターが起きたアフリカ西部の国・ニジェール。クーデター部隊はロシアの民間軍事会社ワグネルに協力を要請。元外交官で作家の佐藤優氏は「マリや中央アフリカ共和国も、完全にロシア寄り」であり、「この数年でロシアがアフリカにここまで深く入り込んでいることには驚いた」という。ワグネルの創始者プリゴジン氏の死で変わることはあるのか。

ロシアは7月18日、ウクライナ産の穀物を黒海経由で輸出する国際協定(黒海穀物イニシアチブ)を延長しないことを通告。これにより食料価格が高騰する恐れがある。どうすればロシアを復帰させることができるのか。元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏が、プーチンの頭の中を解き明かす。

ウクライナ戦争が始まってから500日が経った。プーチン大統領はGDP(国内総生産)の伸びを強調するが、元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏はロシア国民の間に広がる「不安」を指摘する。戦況は膠着し、通貨ルーブルの急落、巨大な財政赤字、輸出減少という問題を抱える。そのため、プーチン大統領は「プリゴジン氏が主張していた戦術」への変更を迫られているという。

ウクライナの反転攻勢が始まった。双方が戦果を主張するが、果たして実態は?西側がウクライナに供与した主力戦車を破壊したとするロシア側の映像はフェイクなのか。ウクライナ南部のカホフカ水力発電所のダムを決壊させた犯人は誰か。元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏が解き明かす。

ワグネルを率いるエフゲニー・プリゴジンによる軍事クーデターが、未遂に終わった。ロシアに残された「プリゴジンの仲間たち」の処遇はどうなるのか。「アルマゲドン(最終戦争)将軍」の異名を持つセルゲイ・スロビキン将軍逮捕の真相は。ベラルーシに亡命したプリゴジンは再起するのか。元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏が懸念する、ロシアで現在進められている「改革」とは?佐藤氏が全て解き明かす。

ロシアの民間軍事会社ワグネルを率いるプリゴジン氏は、なぜ軍事クーデターを起こしたのか。驚くべきクーデターのシナリオと誤算、プリゴジン氏とその“仲間たち”を待ち受ける末路を、元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏が解き明かす。

米紙「ワシントン・ポスト」で、ロシアの特殊部隊の一部が「ほぼ全滅した」と報じられた。元外交官で作家の佐藤優氏によると、「この特殊部隊はエリート中のエリートであり、プリゴジン氏が率いる民間軍事会社ワグネルのような素人集団とは比較にならない」という。「ほぼ全滅」の実態とは。

ロシアの民間軍事会社ワグネルの代表で創設者であるエフゲニー・プリゴジン氏が、ロシア政府を強烈に批判する発言を繰り返し、注目を集めている。元外交官で作家の佐藤優氏は発言の真意をどう読み解くのか。

G7広島サミットの開幕が目前に迫っている。元外交官で作家の佐藤優氏は、「広島出身の首相が議長を務めるのだから、もっとイニシアチブを発揮すべきだった」と言う。

元外交官で作家の佐藤優氏は、中国、ロシア、イラン、サウジアラビアが関わった最近の四つの出来事の意味を深く読むと、裏でつながる事実が浮かび上がってくると言います。

3月20日に中国の習近平国家主席がプーチン大統領と会談し、ウクライナを巡る中国の仲介案について協議した。ウクライナを電撃訪問した岸田首相とは対照的にも見えるが、佐藤優氏は、岸田首相がゼレンスキー大統領に明言したあることで「日本も仲介役になるチャンスがある」という――。

プーチン大統領は2月21日にモスクワで、連邦議会に対する「大統領年次教書演説」を行った。日本のメディアは詳しく取り上げていないが、佐藤優氏によると、ロシアを大きく変える「ある計画」が語られていたという。

「管理職」と聞くと、「難しそう」「自分にできるかな?」など、いいイメージを持っていない人もいるかもしれません。しかし、もしあなたにそのチャンスが来たら、管理職になることを恐れないでください。その理由をお話しします。

仕事で成果を上げるには周囲の協力が不可欠です。そこで重要なのが、いかに上手く人を動かすかということ。命令で動かすのは権力であり、スキルではありません。相手をその気にさせて自主的に動いてもらうにはどうすればよいのでしょうか?

ロシアのウクライナ侵攻から1年。両国ともに戦費が重くのしかかっている。元外交官で作家の佐藤優氏は、今後のカギを握るのは、圧倒的な経済大国のドイツだという。そのドイツで起きている急激な変化と米国の本音について語った。

人間関係は、私たちにとって究極の問題です。なぜなら、良い仕事をするには、良質な人脈が不可欠だからです。SNS上に無数の友達やフォロワーがいても、仕事にはほとんど意味がありません。明日から職場で使える、人間関係の極意とは何でしょうか?

ロシアがウクライナに侵攻してから約1年。戦況は膠着(こうちゃく)しているが、今年、停戦や休戦を迎えるのか。元外交官で作家の佐藤優氏によると「ロシアは総力戦の態勢になった」「今年迎える2つの山場を乗り越えると、戦争が10年続いてしまう可能性もある」という。

ウクライナのゼレンスキー大統領が昨年12月21日に米国を電撃訪問し、バイデン米大統領と会談した。バイデン氏は共同記者会見で、「(ウクライナと)完全に一致したビジョンを共有している」と述べた。この会談からさかのぼること1カ月ほど前、米国はロシアとある調整を行っていた。

ロシアがウクライナへの軍事侵攻を始めてから、10カ月がたった。9月にはウクライナ軍の奇襲を受けて東部ハルキウ州からロシア軍が撤退、11月にはヘルソン州の西岸からも撤退した。作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏が、プーチン大統領がこれから行うことを解説する。

ウクライナ戦争をきっかけに、第二次世界大戦後に確立した国際秩序は崩れつつあります。これから世界は、そして日本はどうなってしまうのか?われわれはいま、どう行動すべきなのか?作家の佐藤優さんは「この際重要なのは、ナショナリズムの力を正確に理解すること」だと言います。そこで今回は、佐藤優さんの新刊『国家と資本主義 支配の構造』(青春出版社)から、ウクライナ戦争をきっかけに世界中で高まる「ナショナリズム」について解説します。
