佐藤 優
G7広島サミットの開幕が目前に迫っている。元外交官で作家の佐藤優氏は、「広島出身の首相が議長を務めるのだから、もっとイニシアチブを発揮すべきだった」と言う。

元外交官で作家の佐藤優氏は、中国、ロシア、イラン、サウジアラビアが関わった最近の四つの出来事の意味を深く読むと、裏でつながる事実が浮かび上がってくると言います。

3月20日に中国の習近平国家主席がプーチン大統領と会談し、ウクライナを巡る中国の仲介案について協議した。ウクライナを電撃訪問した岸田首相とは対照的にも見えるが、佐藤優氏は、岸田首相がゼレンスキー大統領に明言したあることで「日本も仲介役になるチャンスがある」という――。

プーチン大統領は2月21日にモスクワで、連邦議会に対する「大統領年次教書演説」を行った。日本のメディアは詳しく取り上げていないが、佐藤優氏によると、ロシアを大きく変える「ある計画」が語られていたという。

「管理職」と聞くと、「難しそう」「自分にできるかな?」など、いいイメージを持っていない人もいるかもしれません。しかし、もしあなたにそのチャンスが来たら、管理職になることを恐れないでください。その理由をお話しします。

仕事で成果を上げるには周囲の協力が不可欠です。そこで重要なのが、いかに上手く人を動かすかということ。命令で動かすのは権力であり、スキルではありません。相手をその気にさせて自主的に動いてもらうにはどうすればよいのでしょうか?

ロシアのウクライナ侵攻から1年。両国ともに戦費が重くのしかかっている。元外交官で作家の佐藤優氏は、今後のカギを握るのは、圧倒的な経済大国のドイツだという。そのドイツで起きている急激な変化と米国の本音について語った。

人間関係は、私たちにとって究極の問題です。なぜなら、良い仕事をするには、良質な人脈が不可欠だからです。SNS上に無数の友達やフォロワーがいても、仕事にはほとんど意味がありません。明日から職場で使える、人間関係の極意とは何でしょうか?

ロシアがウクライナに侵攻してから約1年。戦況は膠着(こうちゃく)しているが、今年、停戦や休戦を迎えるのか。元外交官で作家の佐藤優氏によると「ロシアは総力戦の態勢になった」「今年迎える2つの山場を乗り越えると、戦争が10年続いてしまう可能性もある」という。

ウクライナのゼレンスキー大統領が昨年12月21日に米国を電撃訪問し、バイデン米大統領と会談した。バイデン氏は共同記者会見で、「(ウクライナと)完全に一致したビジョンを共有している」と述べた。この会談からさかのぼること1カ月ほど前、米国はロシアとある調整を行っていた。

ロシアがウクライナへの軍事侵攻を始めてから、10カ月がたった。9月にはウクライナ軍の奇襲を受けて東部ハルキウ州からロシア軍が撤退、11月にはヘルソン州の西岸からも撤退した。作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏が、プーチン大統領がこれから行うことを解説する。

ウクライナ戦争をきっかけに、第二次世界大戦後に確立した国際秩序は崩れつつあります。これから世界は、そして日本はどうなってしまうのか?われわれはいま、どう行動すべきなのか?作家の佐藤優さんは「この際重要なのは、ナショナリズムの力を正確に理解すること」だと言います。そこで今回は、佐藤優さんの新刊『国家と資本主義 支配の構造』(青春出版社)から、ウクライナ戦争をきっかけに世界中で高まる「ナショナリズム」について解説します。

コロナ禍で社会は大きく変化し、誰もが将来に対して強い不安を抱いている。先の見えない時代を生き抜くために必要なのが「哲学」である。作家の佐藤優氏がさまざまな“不安”に関する質問に答える形で構成される『仕事に悩む君へ はたらく哲学』(マガジンハウス)から、一部抜粋・再編集し、「孤独の哲学」について解説する。

#79
2021年にドストエフスキー生誕200年を迎える。ロシアの文豪の作品を今どう読むべきか。作家の佐藤優氏がドストエフスキーの現代的意義について解説する。

パソコンやスマホの普及によって深刻な活字離れが問題視されている現代。その一方で、読書は人生を豊かにするとたびたびいわれるが、実際に読書は人生においてどのような役割を果たしてくれるのか。本連載では、作家として執筆や講演など幅広く言論活動をしている佐藤優氏の新刊『人をつくる読書術』(青春出版社)の中から、人生がより深まる読み方や血肉となった自身の読書体験などを抜粋して紹介する。

パソコンやスマホの普及によって深刻な活字離れが問題視されている現代。その一方で、読書は人生を豊かにするとたびたびいわれるが、実際に読書は人生においてどのような役割を果たしてくれるのか。本連載では、作家として執筆や講演など幅広く言論活動をしている佐藤優氏の新刊『人をつくる読書術』(青春出版社)の中から、人生がより深まる読み方や血肉となった自身の読書体験などを抜粋して紹介する。
