篭島裕亮
#5
低学年からの中学受験塾への通塾については、SNSでも肯定派、否定派のさまざまな意見が展開されている。それだけ中学受験家庭にとって関心が高いわけだが、実際のところ中学受験塾側はどう考えているのか。低学年講座の内容から、伸びる生徒の特徴、気になる「入塾時期による難関校合格率の違い」までを中学受験塾に聞いた。塾により低学年のプログラムが違うので、ぜひ参考にしてほしい。

#4
説明会は瞬時に満席となり、入塾待ち状態が続くJ PREP Kids。楽しいだけの英会話教室ではなく、フォニックスを重視しながらも4技能を伸ばすプログラムが、都市部の教育意識の高い家庭から大きな支持を得ている。元米イェール大学助教授でもある代表の斉藤淳氏に早期から英語を習うメリットや英語塾の選び方、家庭学習法について聞いた。

#3
中学受験の4教科で最も点数差がつくのが「算数」だ。逆に言えば、算数が得意であればライバルに大きく差をつけることが可能で、社会や理科など暗記科目の時間も確保しやすい。また、「先取りするのであれば算数」と言う専門家も多く、算数オリンピックに挑戦する家庭も増えている。中学受験における算数の重要性を紹介しつつ、計算力を高める公文式やパズル系算数塾など、それぞれの特徴を紹介する。

#2
難関校への圧倒的な合格実績で話題の「フォトン算数クラブ」。中学受験塾の上位生も通う算数特化塾だが、基本方針は「攻撃は最大の防御なり」。低学年から飛び級を活用してライバルに差をつけるのが特徴だ。今回がメディア初登場、フォトン算数クラブの武井信達塾長に、合格実績や強さの秘密、飛び級の是非までを直撃した。

#1
小学校低学年から追い込んで「勉強嫌い」にさせたくない一方で、準備なしに本格的な中学受験の勉強に突入するのは不安が大き過ぎる――。中学受験の準備はいつから始めればいいのか。「ゆるやかに無理をさせる」中学受験を提唱する小川大介氏に、低学年のうちに準備しておくべきことを聞いた。

#23
相場が不安定なときにも耐えられるように、ポートフォリオには下値リスクが小さい増配株や割安株も組み入れておきたい。アナリストの業績予想に複数のスクリーニング条件も追加して、5年後の「割安株」と「高配当株」を選抜した。

#22
コロナ禍の株価バブルは完全に崩壊した一方で、売上高成長率が20%を超える銘柄も目立つSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)関連企業。今後5年間はM&Aを含めて経営戦略が重要な局面になるが、中長期では引き続き有望なセクターであることは変わらない。マネーフォワード、ラクス、フリーのみならず上場約30社の中から、今すぐ注目の隠れたSaaS周辺の超優良企業や、10年単位の超有望企業などを大胆に予測した。

#20
株価を動かすのは過去よりも未来。特に中長期保有で大きな利益を狙うのであれば、変化率が重要になる。アナリストの業績予想に複数のスクリーニング条件も追加して、「今後5年間で利益が大きく伸びる大化け候補」を選抜した。

#17
医薬品セクターは不景気に強く、業界全体が高い給料で知られていたが、株価は「パイプライン(新薬候補)」次第で上下に大きく動く時代に突入。今後5年間で序列が変化する可能性がある。パイプラインが豊富な第一三共、スイス・ロシュとの提携で業績を伸ばした中外製薬、さらには巻き返しを狙う元王者の武田薬品工業など主要プレーヤーの今後5年を予測した。

#13
世界シェアの高い商品を持つ企業が多く、増益基調の銘柄が目立つ医療機器セクター。従来は低侵襲の医療機器は需要が強く、参入障壁も高かった。だが5年という期間では、足元でひそかに進行するDX(デジタルトランスフォーメーション)化に取り残されると、一気に負け組への転落リスクもある。中長期で勝ち抜く医療機器の本命企業を探した。

#12
中学受験が史上空前の盛り上がりとなる一方で、大学受験は浪人比率が減少。予備校は校舎の統廃合が進む。少子化の影響は中長期では不可避であり、今後5年間は低年齢層の取り込みや業態拡大に取り組んだ企業が勝ち組になる可能性が高い。M&Aや提携によるグループ化も進んでいるが、5年後の注目企業や各社の生き残り戦略を、私塾界(全国私塾情報センター)の山田未知之社長と中学受験に詳しい石田達人氏に聞いた。また、約100社が登場する再編マップも紹介。

#9
コロナ禍でわが世の春を謳歌した海運、巨額赤字に転落した鉄道や空運。明暗分かれた運輸セクターだが、今後5年間を考えると海運大手3社はバブル崩壊後の軟着陸、鉄道JR3社は最高益への挑戦がテーマとなる。隠れた重要テーマであるトラックドライバー不足を追い風とする意外な中堅企業も紹介する。

#5
日本を代表するグロース株であるエムスリーがけん引する医療IT。急落後でもエムスリーの株価は上場来30倍であり、10倍株候補を探すなら必見の業界だ。デジタル化の加速で医療IT業界の裾野は拡大しており、1強に待ったをかけるようにベンチャー企業も続々と参入している。次の5年間の中心となる企業はどこか。人材の採用を強化して再加速を目指すエムスリー、新たな極の構築を目指すJMDCを中心に「合従連衡の先」を大胆予測する。

#1
新型コロナウイルスが直撃した不動産・住宅業界だが、今度は世界的な金利の上昇や資材価格の高騰という新たな難問に直面している。とはいえ逆風下でも、コロナ後を見据えて強気の中期経営計画を発表し、株価に割安感が強い企業も目立つ。動乱の時代だからこそ「財務やコスト競争力」が鍵となるが、財閥系の中で強いのはどこか。新興&中堅で5年後に生き残る企業とは?

#21
ペーパーテスト、行動観察、運動、絵画、親子面接、願書――。小学校受験で問われる能力は、中学受験以上に多岐にわたり、家庭だけでは対策が難しい。とはいえ、難関校の合格実績だけで塾を選ぶのはNGだ。ベールに包まれた小学校受験の内容を解説しながら、わが子を合格に導く、正しい塾の選び方を伝授する。

#9
6歳児たちの「11月の勝者」を目指す戦いが激化している。2022年度の小学校入試の応募者数は過去5年で最多となり、コロナ禍の2年では15%以上も増加。際立つのは、東京農業大学稲花、洗足学園、立川国際の人気が急騰するなど、小学校受験の勢力図に地殻変動が起こりつつあることだ。過熱する小学校受験の最新事情に迫った。

#15
年初からの価格下落が続くJ-REIT。だが株式の配当と比較すると、分配金の安定感は強く、価格下落時は高利回りを確定させるチャンスでもある。オフィス、物流、ホテルなど投資対象別の強弱、この先も期待大のREITについてナンバーワンアナリストに聞いた。

#13
「楽楽精算」「楽楽明細」がけん引して30%超の成長を続けるラクス。SaaS企業が乱立する中、時価総額で首位に立つが、今後も25~30%以上の売上高成長を継続して5年で純利益100億円以上、中期的には時価総額国内100位以内を目指す。一方、「毎期増配」「純資産200億円以上」などSaaS企業としては手堅い目標も設定。中村崇則社長に攻めと守りのバランスなど勝ち抜く戦略を聞いた。

#11
株式市場の割安セクターの代表格に「自動車」「金融」「総合商社」がある。だが、これらの業種の中には、資源高、円安、金利高という大きな追い風を受けて、業績上振れや増配継続を狙える企業も目立つ。ただの割安にとどまらない、来期以降も成長を見込める割安グロース株を探した。

#10
エムスリーがけん引する医療IT分野だが、成長率で上回るのが「“医療ど真ん中”IT企業」を目指すメドピア。医師向けの「集合知プラットフォーム」を軸に、中長期で年平均売上高成長率40%を目標としている。主力事業の強みや、予防医療、介護支援などへのプラットフォームの横展開、データビジネスの可能性について、医師でもある石見陽社長を直撃した。
