岩瀬利郎
発達障害の人たちの物事の受け止め方や感じ方、つまり「見ている世界」を理解し、コミュニケーション方法を変えることで、ともに生きることが少し楽になる。そんなテーマで送る第5回は、「感覚が過敏すぎる子ども」についてです。発達障害の中でもASD(自閉スペクトラム症)の人は、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚のどれか、もしくは複数が過敏で、大きな音を怖がったり、食べられないものが多かったり、お風呂やシャワーを嫌がったりすることがあります。適した解決法を解説します。

ASD(自閉スペクトラム症)の人もADHD(注意欠如・多動症)の人も、ともに会話中にボーッとして、話を聞いていないように見えることがありますが、それは脳の特性によるもの。怒ってしまうのは逆効果になってしまいます。適した解決法を解説します。

発達障害の人たちの物事の受け止め方や感じ方、つまり「見ている世界」を理解し、コミュニケーション方法を変えることで、ともに生きることが少し楽になる。そんなテーマで送る第3回は、「片付けベタ」についてです。ADHD(注意欠如・多動症)の人は「注意散漫」や「衝動性」、ASD(自閉スペクトラム症)の人は「優先順位がつけられない」などの特性によって、デスクや部屋が散らかり放題になりがち。それぞれの特性に合わせた解決法を、解説します。

発達障害の人たちの物事の受け止め方や感じ方、つまり「見ている世界」を理解し、コミュニケーション方法を変えることで、ともに生きることが少し楽になる。そんなテーマで送る第2回は、「ミス」について。ADHD(注意欠如・多動症)の人は、単純なミスを繰り返してしまうことがあります。これは“脳の特性”によることが多く、本人の努力で完全に克服するのは困難なことも。本人たちの特性を理解し、サポートしてあげることのできる第三者の存在が欠かせません。その方法を解説します。

発達障害の人は、今でも「ちょっと変わった人」「空気の読めない人」などと簡単に決めつけられてしまうことが少なくありません。しかし、発達障害とは、一言で言えば“脳機能の特性”。発達障害の人と定型発達の人とでは、物事の受け止め方や感じ方、つまり「見ている世界」がかなり異なることがあるのです。まずは本人たちの「見ている世界の違い」を理解しましょう。理解し、コミュニケーション方法を変えることで、共に生きることが少し楽になるはずです。
