「掲載店の質の高さ」や「充実した編集コンテンツ」で
お店とお客様の双方をハッピーに
お店とお客様、それぞれのメリットという観点から言えば、ほかにもヒトサラの強みがあります。
その1つは「掲載店の質の高さ」です。
ヒトサラは、グルメサイトのカテゴリとしてはガイド型になります。ただ、後発であったため、スタート当初から〝数〟での勝負を諦めて、〝質〟を追求しました。つまり、いたずらに掲載店舗数を増やすのではなく、掲載するお店を見極めて、本当にお勧めできる良いお店だけを掲載する方針を採用したのです。
株式会社USENでヒトサラの事業を統括する成内英介さん(USEN 執行役員)は、掲載店舗についてのこだわりを次のように教えてくれました。
成内 「当初から『いい店を取っていこう』というコンセプトはありました。そのために掲載規定も明確にして、店舗に対する営業はその規定に基づいて行いましたし、逆に店舗から掲載依頼があっても規定に合っていなければ、丁重にお断りしています。また、ミシュラン掲載店や食べログの評価が3.5以上の店など高級店や人気店への営業にもスタート時から力を入れています」
掲載店舗の質に徹底してこだわった結果、ヒトサラに掲載されている店舗の人気店比率(全店舗数のうち、ミシュラン掲載店や食べログ3.5以上の店など、人気店と見なされる店舗の割合)は全国で19.0%。東京に限定すれば33.3%と、約3分の1が人気店という状況を作り出すことに成功しました。一般的には、人気店は全店舗数のうち上位3%〜5%くらいと言われていますから、これはかなりの高率と言えるでしょう。
掲載店の店舗規模を見ると、単店(1店舗のみ)は75%、2~4店舗は11%と、5店舗未満の単店/個人店が全体の86%を占めています。個性的で魅力にあふれた個人店が圧倒的に多いことがわかります。
多店舗展開する飲食店グループのお店も掲載していますが、これもただ掲載するだけでなく、「ブランドコレクション」というコンテンツを作り、グループとしてのこだわりや各店舗の特徴や個性をしっかりと伝えています。
サイト側が明確なコンセプトや規定に基づいて掲載店舗を選別することで、ユーザーとしては「ヒトサラに載っている店であれば間違いはない」という安心感や信頼感を持ってお店選びをすることができます。
この「ヒトサラに載っているお店であれば間違いない」という点こそが、ヒトサラの最大の発明なのだと私は考えています。つまり、ガイド型の良さ=飲食店にしっかりインタビューして飲食店の魅力を正確かつ最大限に伝えることのできるメリットと、クチコミ型の良さ=玉石混淆にせず、本当に良いお店だけを厳選してユーザーが「選んで後悔しない」お店だけを掲載するメリットの両立を実現したのがヒトサラなのです。
こうして、お店とお客様が共に得をするグルメサイトが実現しました。ヒトサラでは、掲載されているお店もハッピーに、そこでお店を探すユーザーもハッピーになれる世界があるのです。
量を追わず、質だけを追うと決めた英断こそが、これまでありそうでなかったグルメサイトを生み出したのです。
また、「充実した店舗ページや編集コンテンツ」も、お店とお客様の両方をハッピーにするヒトサラならではの特徴です。
先述した、プロカメラマンによる写真撮影や、「これだけは食べてほしいベスト3」というコンテンツも、その根っこには「店舗の魅力を十二分に伝えたい」というヒトサラ側の思いがあります。
店舗ページ内の文章もすべて、プロのライターがお店の人にインタビューをしてライティングしたものがベースになっています。
お店の人、特に料理人の方がグルメサイトに求めるものは、集客はもちろんなのですが、実はそれ以上に「自分たちのこだわりや思いをしっかりと表現して、お客様(ユーザー)に伝えてほしい」ということのはず。ヒトサラはそのニーズにしっかりと応える内容になっているのです。
一方、お客様の視点に立てば、2015年5月からスタートした「シェフがオススメするお店」というコンテンツはヒトサラらしい魅力に溢れていると最も特徴的な企画と言えるでしょう。
ヒトサラに登場しているプロの料理人たちがお気に入りの店をレコメンドするという内容で、「最強のクチコミ情報」だと言っても過言ではありません。ユーザーがお店探しをするとき、一般の人の感想や評価ももちろん参考にはなりますが、プロの料理人のオススメほど信頼性の高い情報はほかにないのではないでしょうか。2017年4月末現在で、4800人以上のシェフが参加し、7000店以上の店舗が紹介されています。
さらに「ヒトサラスペシャル」「旬味への誘い」「シェフのヨコガオ」など、グルメ雑誌顔負けの多彩なコンテンツを用意して、ユーザーが食を楽しむための有益な情報を提供しています。