「ガイアの五黄」の
要注意ポイント

「ガイアの五黄」は、『9code(ナインコード)』の中で最も頑固だとされます。
 成功を掴むためには、長期間、精神的な指導者について、心や気持ちのコントロール法を学ぶことが必要となります。

 これを怠ると、事業でも小さなレベルで終わってしまうことが多く、家庭を壊してしまいかねませんので注意してください。自分中心の考えから、いかに脱却するかが課題です。

 また、ひとりで何でもできるため、うぬぼれてしまう面もあります。
 プライドが高く人を見下す面がありますので、時に人からの反感を買いがちです。
 外見はやわらかく見えても内心は頑固で、心を許さず偏屈になると他の人のアドバイスを聞かなくなります。

 他の人からのアドバイスや援助がきっかけで人生が繁栄します。
 あくまで自重して、謙虚な態度で行動することで成功するカギなのです。

「ガイアの五黄人」との
上手な接し方

 ガイアの五黄人と上手に接するポイントとは何か?
 それは、「おおらかさ」を意識しながらつき合うことです。

「ガイアの五黄」は地球意識を持っていますので、太極を見ることの長けている一方で、小極についてはそれほど意識していない傾向があります。

 ですので、上司からの細かい指示などを、聞いているつもりで聞いていないという場面があります。

 また、五黄のエネルギーがマイナス面を引きつけてしまうことがあります。
 そうなってしまうと、うぬぼれが強かったり、人の意見を聞かなかったりして、頑固者になっています。

「ガイアの五黄」と接するときは、細かいことを先に指摘するのではなく、大きなところから見る目を持って接してあげてください。

 そうすると、彼ら(「ガイアの五黄」)の特性を活かしながら、よりよい関係をつくることができるでしょう。

 本書には、「ええ? あの人が『ガイアの五黄』だったのか!?」という意外な人がたくさん掲載されています。これを知っているだけでも、ビジネスでもプライベートでも盛り上がるでしょう。ぜひ活用してみてください。

中野 博(Hiroshi Nakano)
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント。早稲田大学商学部卒業。
ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ(いずれも短期集中型の経営者クラス)。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版(本書が30冊目)。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code(ナインコード)』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6か国20都市以上にあり、塾生は700名超。