絞首と刃物での殺人が
全体の7割を占める

 さて、その死因から見たコロシの手口であるが、多い順に下の表にまとめた。

統計で見る日本人の自殺と他殺、身近な方法から驚きの手段まで

 日本におけるコロシの2大手口はクビを締めることと、刃物で刺すこと。この2種で7割を超えていることがわかる。興味深いのは被害者の男女比で、クビを締められるのは圧倒的に女性。一方、刺されたり、3位の暴力を振るわれたりするのは男性という傾向が明らかだ。

 想像をたくましくすれば、体力差があれば、血を見なくて済む絞首を選ぶ、という心理があるようにも思われる。

 さて、4位以下になると、被害者数は1ケタとなり、レアなコロシといえる数になる。

 そのレアな手口のひとつが銃器であり、拳銃にライフルなどを含めても3人しかいない(先に触れたように、自殺かコロシか不明とするのが4人いる)。「移動中の物体の前への押し出し又は置き去りによる加害」とは、列車やクルマの接近を狙った突き落としだが、これもレアで1人だけ。「モーター車両の衝突による加害」は、故意にクルマなどを衝突させたケースになるが、これは2人。これらはサスペンスドラマには頻繁に出てきそうな手口だが、実際は滅多にない死に方といえる。