朝勃ちは血管障害のリスクも教えてくれます。勃起は、陰茎の筋肉を緩めるNO(一酸化窒素)が作用して血管が広がり、陰茎の「海綿体」というところに血液が流れ込んで起こります。このNOを作る働きをするのがテストステロンなのです。陰茎の動脈は人体で最も細く、直径にして動脈は1~2mm。心臓は3~4mm、脳は5~7mmです。動脈硬化は細い血管から発生していきます。そのため、勃起障害がある男性は将来的に心疾患(冠動脈疾患)や脳梗塞疾患を発症する確率が高いとの報告があります。

泌尿器科や男性更年期専門外来を受診

 更年期障害かどうか気になる方は、下の質問表でチェックしてみましょう(表1)。質問項目の14までに、1つでも「3・かなりある」か「4・特につらいまたは非常に強い」が1つでもあったら要注意。2つ以上あったら、医師への相談をおすすめします。

 男性更年期障害が疑われる場合、テストステロンをはじめとした男性ホルモンのことを理解している泌尿器科を受診しましょう。近年、男性の更年期障害を専門的に診る男性更年期専門外来も増えています。日本Men's Health 医学会のウェブサイトに、メンズヘルス医療を受けられるクリニックを掲載しているので、参考にしてください(http://www.mens-health.jp/clinic)。