特許庁で働く人のクチコミ

「入社を決めた理由:専門性が高く入庁後も自己研鑽ができることと、ワークライフバランスが取りやすいことを重視した。

入社理由の妥当性:概ね、入庁理由は妥当だった。研修制度は非常に充実しており、入庁から3ヵ月程度ある審査官補コース研修に加え、1年目からも多くの技術研修に参加が可能である。また、審査業務は基本的に単独で行うため、定時退庁や有給の使用は気兼ねなくできる。(審査部門、男性)」

NTT(日本電信電話)社員のクチコミ

「入社を決めた理由:日本の企業で純粋な基礎研究をしている場所は他にないため。

入社理由の妥当性:妥当であった。研究環境としては他に類を見ないサポートがあり、大学や独立行政法人を凌ぐ環境であることは間違いない。(研究職、男性)」

 クチコミから、これらの長期安定企業は仕事を充実させられる一方で、プライベートな時間も大事にできることから、ワークライフバランスを重視する人にとっては、入社後の期待を裏切らないケースが多いと読み取れます。

 今回分類した「実力主義企業」と「長期安定企業」では性質が正反対ですが、それぞれ入社後に期待できることや働き方がイメージしやすいのが特徴です。そのため、入社後にギャップが生まれにくいのではないでしょうか。

 また、入社後にギャップが生まれないようにするためには、これらのランキングを参考にする以前に、就職する人自身がどんなキャリアを望むのか、じっくり考えてから就職先を選ぶことがなによりも重要です。

 これから就職活動や転職活動をする人は、自分にはどんな企業があっているのか、どんな働き方が向いているのかをよく考えてから、就職活動をすることをおすすめします。

(本記事はVorkers[ヴォーカーズ]からの提供データを元に制作しています)