芝増上寺のセナ様
マクラーレン最高モデル、日本上陸
東京タワーをバックに、芝増上寺の境内にズラリと並んだ英国マクラーレンの最新モデル。価格は2000万円台から3000万円台という超高級車だ。
そして、今回日本で初お披露目となったのが、究極を意味するアルティメットシリーズの最高峰、マクラーレン・オートモーティブとして過去最高の性能を誇る「マクラーレン・セナ」である。
1980年代後半から90年代前半にかけて、日本ではフジテレビが仕掛けて一大ブームとなった世界フォーミュラ1選手権(F1) で、“音速の貴公子”と呼ばれたアイルトン・セナ。彼がレーサー人生最良の日々を過ごしていたのが、マクラーレン・ホンダ時代だ。88年~93年の同チーム在籍中、3度の世界チャンピオンに輝いている。
その名を冠した「マクラーレン・セナ」のボディサイズは、全長×全幅×全高=4744㎜×2153㎜×1229㎜、ホイールベースは2670㎜。ミッドシップのM840TRエンジンは最高出力800馬力。最高速度は時速340キロ、また停止状態から時速100キロに達する時間は2.8秒というF1級のハイパフォーマンスだ。価格は、税込みで67万5000ポンド(約9855万円)と他のマクラーレンモデルを圧倒する。