日本人離れした体格などで
未来を担うスター選手も出てきている

 さらに、プロスポーツの人気にはスター選手の登場が不可欠だが、7月には、米プロバスケットボールリーグであるNBAのメンフィス・グリズリーズが、渡辺雄太(23歳)と「2ウェイ契約」を結んだというニュースが飛び込んできた。「2ウェイ契約」とは、下部リーグでプレーしながら、一定期間NBA昇格も可能になる契約のこと。渡辺がNBA出場を果たせば、2004年に日本人で初NBA出場を果たした田臥勇太以来の快挙となる。

 渡辺はバスケットボール界でも当然、早くから注目されていたという。

「渡辺くんは、父親が実業団のバスケットボール選手をやっていて、母は女子ナショナルチームのキャプテンというバスケ界のサラブレッド。身長206cmと日本人離れした体格を持ち、まだ23歳ですから、今後の活躍が期待できる選手です」

 この他にも、日本男子バスケ界を牽引する注目の選手が2人いるという。

「1人は、まだ20歳の八村塁くん。身長203cmの彼は現在、全米の大学の強豪が出場するNCAA(全米大学)選手権に日本人で初めて出場しました。彼は伝統ある強豪のゴンザガ大学でプレーしています。八村くんはまだ大学2年生ですがチームの中心的存在で、才能は既に十分評価されているといえます」

 渡辺や八村のように日本人離れした体格と細やかなテクニックを兼ね備えた選手が、今後バスケ界を盛り上げて行くことは間違いないだろう。

 さらにもう1人、アメリカ出身だが、日本国籍を取得したほどの親日家であるニック・ファジーカス(211cm、110kg)。ファジーカスは体格的に恵まれているだけではなく、NBAに在籍したこともあるというその経験値に期待が高まっている。

 10年後、20年後に、世界と同等に渡り合う日本人選手の活躍があれば、バスケが日本でメジャースポーツとなる日も遠くない。あとはいかに観客が多く入れるアリーナができるか。彼らの後に続く若きバスケ界を牽引する選手も続々と登場しているだけに、今回の不祥事は非常に残念な話だ。