米証券取引委員会(SEC)のジェイ・クレイトン委員長は、上場企業に義務づけられている四半期決算の発表について、近く見直す可能性は低いとの考えを示した。決算発表の要件については、していた。クレイトン委員長はワシントンで開催されたイベントで、小規模な企業については半年に1回の決算発表へと移行するかもしれないが、「大企業について四半期決算の規定が近い内に変わる可能性は低い」と述べた。また四半期決算により、企業が長期的な経営視点を持つことを困難にしているとの批判を巡っては、四半期決算の発表だけが企業を短期志向に走らせている「唯一の要因ではない」と指摘。四半期ごとの決算発表が義務づけられていない国の企業でも、業績を開示していると述べた。
企業の四半期決算「近く見直す可能性低い」SEC委員長
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