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気はやさしくて胃痛持ち
【第15回】 2012年5月16日
著者・コラム紹介バックナンバー
市川純子 [(財)日本ヘルスケアニュートリケア研究所]

数字が上がらない。視聴率に一喜一憂して
体調が悪くなったテレビ制作マン

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Doctor's Eye

ビジネスマンのストレスと体調の関係について詳しい
杏林大学医学部精神神経科教授 古賀良彦先生(著書

 毎日の仕事のなかで、自分の創造性(=クリエイティビティ)と、独創性(=オリジナリティ)を発揮できて、それが評価されると、それがやりがいとなり心にも脳の働きにも良い作用をもたらします。

 逆に、創造性も独創性も無い仕事を続けていると、知らず知らずのうちにストレスが溜まり、心身の不調となって現れます。例えば、仕事中や会議中に胃が痛くなるというのもストレスのサインの一つです。小さなストレスを蓄積させると大きな不調につながります。ストレスはこまめに解消しましょう。

消化器がご専門
医療法人社団慶洋会理事長 黒瀬巌先生(著書

 胃の働きには自律神経が大きく関わっています。特に季節の変わり目に胃の不調を訴える人が増えるのもこのためです。日中の温度変化が大きく、日照時間も変化する初夏は注意が必要です。

 朝起きたときや空腹時に胃が痛い、または胃が熱いというのは胃酸過多のサインです。胃酸過多になると胃の粘膜が荒れ、胃痛を引き起こしやすくなります。胃痛が起こりやすいビジネスマンの方はデスクに胃痛薬を常備しておくのもよいでしょう。

取材メモ

 私の主宰する日本ヘルスケアニュートリケア研究所ではストレスが身体に及ぼす影響をドクターたちと研究を進めています。長く一線で活躍するためには、ストレスコントロールも必要な能力だと痛感します。活躍されているビジネスマンを取材させていただくと、皆さん共通して、腰が低く、繊細で、とても人に気を遣われます。一見、決断力があり行動的に振る舞えるのは、普段から自分の仕事を細かく検証し、それを表現する訓練をされているからだと思います。ストレスと上手に付き合える人は仕事力もあるのだと実感します。
 

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市川純子 [(財)日本ヘルスケアニュートリケア研究所]

1961年生まれ。財団法人日本ヘルスケアニュートリケア研究所 所長。広告代理店で大手私鉄の広報を担当。その後PR会社に転職し、医薬品や化粧品分野に携わる。2003 年にJ&Tプランニングを設立。代表取締役に就任。研究や情報の開発も行いヒット商品を数多く手がける。医療健康美容分野の研究のために2010年財団を設立。


気はやさしくて胃痛持ち

失われた20年と呼ばれる日本経済。そんな長い停滞のなかをがむしゃらに、ひたむきに日々の仕事・生活を生きてきたビジネスマンたち。さまざまなストレスに耐えてきたカラダもそろそろ注意信号を出す頃。いろんな職場のいろんなビジネスマンのいろんな悩みと不調を少し悲しく少しおかしく紹介します。

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