米国オリンピック委員会(USOC)は5日、同国体操連盟(USAG)から統括組織としての地位を剥奪する作業に着手した。体操女子代表チームドクターだったラリー・ナサール受刑者による性的虐待スキャンダル以降2年にわたり混乱が続いた後の異例の措置となる。  体操連盟は事件後も信頼回復を目指し続け、五輪委も地位剥奪の措置は避けていた。ナサール受刑者は治療と称して数百人のアスリートを性的に虐待した容疑で起訴され、性的暴行罪や児童ポルノに関する法律に違反したことを認めた。現在は終身刑を受け連邦刑務所に収監されている。