20日の米国株式市場は大幅続落。ハイテク主導で始まった売りが、この日はエネルギーや小売りなど幅広い銘柄に波及した。成長を巡る懸念が再燃しており、ダウ工業株30種平均とS&P500種指数は数カ月ぶりの安値をつけたほか、年初来でマイナス圏に沈んだ。  取引開始直後は、一部の銘柄が商いを伴って売られるなど、振れの大きい値動きとなった。米ネット小売り大手アマゾン・ドット・コムは寄りつき直後に6%急落したが、その後プラス圏に回復。だが結局、1.1%安で終えた。