2016年米大統領選へのロシア関与疑惑を捜査しているロバート・モラー特別検察官の事務所は、26日に裁判所に提出した文書で、トランプ陣営の元選対本部長だったポール・マナフォート被告が今年9月に司法取引で合意した後、同事務所と連邦捜査局(FBI)に対して虚偽の証言を行い続けたと述べた。マナフォート被告は米国に対する陰謀と司法妨害の罪で有罪答弁を行いモラー氏の捜査に協力することに同意したが、その後、捜査官に対して何度も虚偽の証言を行ったという。同事務所は「マナフォート氏は答弁合意書に署名した後、さまざまな件でFBIと特別検察官事務所に虚偽証言を行うという連邦犯罪を行った。これは合意違反にあたる」と指摘。特別検察官チームが後日、同被告の「犯罪と虚偽証言」の詳細を記した文書を提出するという。
トランプ陣営元幹部、司法取引後に「虚偽証言」
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