【北京】中国商務省は5日、貿易摩擦を巡り90日間の期限を設けて米国側と貿易協議を行っていることを明らかにした。米中は先週末の首脳会談で貿易戦争の一時休戦で合意したが、中国側が90日間の期限について公式に認めたのは初めて。  中国の国営メディアは、追加関税の導入を一時的に猶予することで米中が合意したと大きく報じたが、米国が90日間の猶予期間を設定したことや、協議では米国が不公正と考えている中国の貿易慣行に焦点が当てられたことについては触れていなかった。