米ニューヨーク・マンハッタンの連邦検察は7日、ドナルド・トランプ大統領の元個人弁護士マイケル・コーエン被告に対し、「相当な」刑期の実刑を求刑した。検察は、被告の供述による支援は、捜査への全面協力には至らなかったと説明した。明確な年数は示さず、指針となる4〜5年の刑期をやや下回る程度の実刑を言い渡すよう勧告した。また、トランプ陣営とロシアの結託疑惑を捜査するロバート・モラー特別検察官の事務所は別の提出書類で、コーエン被告は、陣営に接触を図ったロシア人に関する情報提供など、捜査を「かなり」支援したと指摘。被告は「信頼性のある、真実の」情報を提供したとした。コーエン被告は9つの罪状について有罪を認めており、来週12日に判決が言い渡される予定。