「私を野球に連れてって」は中国語で何と言うのだろうか。スポーツ用品大手の安踏体育用品(アンタ・スポーツ・プロダクツ)が率いる中国投資家グループは、フィンランドのアメア・スポーツを52億ドル(約5850億円)で買収することで合意した。アメアが傘下に擁するブランドには、米大リーグ機構(MLB)の公式バットとなっている「ルイスビルスラッガー」や、テニスラケットの「ウィルソン」、スキーブランド「アトミック」などがある。ケンタッキー州に博物館と工場を構えるルイスビルスラッガーのウェブサイトによると、同社が野球バットを製造し始めたのは1884年のことだが、工場見学の歴史はあまりに古く、いつ始まったのか分からないという。
米大リーグ、公式バットが中国ブランドになる日
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