21日の米国株式市場は、テクノロジーや成長株が売り込まれ、大幅続落した。ナスダック総合指数はこれで、直近高値から20%以上下落し、弱気相場入りした。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースや米経済の健全性、政府機関の一部閉鎖の可能性など、さまざまな懸念材料が投資家心理を圧迫。リスク回避姿勢が強まった。ダウ工業株30種平均414.23ドル(1.81%)安の2万2445.37ドル、S&P500種指数は50.80ポイント(2.06%)安の2416.62でそれぞれ終了。ナスダック終値は195.41ポイント(2.99%)安の6332.99となり、金融危機以降初めて弱気相場入りした。週間ではダウが6.9%、ナスダックが8.4%いずれも下落し、2008年終盤以来の大幅な下げ。S&P500が7.1%値下がりし、2011年8月以来の大幅な下落率となった。
米株大幅続落、ナスダックは弱気相場入り
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