24日の米株式相場は大幅続落。スティーブン・ムニューシン米財務長官が市場の不安を鎮めようと試みたにもかかわらず、ダウ工業株30種平均は650ドル余り下落した。ダウ平均の終値は前週末比653.17ドル(2.91%)安の2万1792.20ドル。S&P500種指数は65.52ポイント(2.71%)安の2351.10、ナスダック総合指数は140.08ポイント(2.21%)安の6192.92で取引を終えた。先週は2008年の金融危機以来で最悪の週となったが、この日も主要3指数は下げ止まらず、4営業日続落となった。投資家は引き続き、利上げの影響や米経済成長の減速、政府機関閉鎖が1月まで続く可能性を見極めようとしている。