金足農業に続け!?
サッカーでも東北勢躍進

高校スポーツは「西の高校が強い」印象ってありませんか?
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 全国高校サッカー選手権大会はベスト4が決まり、12日に準決勝、14日に決勝が行われるが、今大会は東日本勢の躍進が目立った。

 ベスト4に勝ち残ったのは青森山田、尚志(福島)、流通経済大柏(千葉)、瀬戸内(広島)。準々決勝で涙を飲んだのは秋田商、矢板中央(栃木)、帝京長岡(新潟)、日本航空(山梨)。ベスト8のうち、7校が東日本勢なのだ。

 なかでも目を見張るのが東北勢の強さだ。3校が準々決勝に進出し、さらに2校が準決勝に勝ち上がった。昨夏の高校野球では秋田・金足農が決勝に勝ち残る快進撃を見せて全国を沸かせたが、東北旋風はまだ続いているようだ。

 高校スポーツの全国大会は総じて西日本のチームや選手が強いという印象を持っている人が多いのではないだろうか。実は東日本と西日本を明確に区切る境界はない。微妙なのが中央に位置する中部地方の各県だが、文化圏的に見ると東寄りの山梨、長野、新潟は東日本、西寄りの愛知、岐阜、福井は西日本に入るだろう。難しいのはその間にある静岡、石川、富山だが、東西の県の数をできるだけ均等にするために東に入れさせてもらった場合(住んでいる人は東でも西でもないというかもしれないが)、東西の成績の優劣はどうなるか、見てみよう。

ラグビーは「西高東低」
他の競技は実は拮抗

 完全に西が優勢なのはラグビーだ。2010年に桐蔭学園(神奈川)が決勝で東福岡と戦い、同点による両校優勝になったが、それを除くと1998年から現在まで20年連続で西日本のチームが優勝している(うち、なんと13回が大阪勢)。今回は桐蔭学園が大阪桐蔭と好勝負を演じたが、24―26で惜敗。西の牙城を崩すことはできなかった。