これを知れば、誰でもすぐに点数が上がる!読むだけで合格が近づく!偏差値35から東大に合格した「ずるい試験対策」をまとめた『東大生が教えるずるいテスト術』。この連載ではそのエッセンスを紹介するほか、オンライン限定の「テスト術」を掲載していきます。

センター試験まで、あと一週間

センター試験まであと7日になりました。泣いても笑ってもあと一週間ですね。
受験生の皆さんは最後の追い込みに奔走していると思いますが、もしかしたらこんな風に考えてる人もいるのではないですか?

「ここからどう頑張ったって、点数なんか上がらないでしょ」
「ジタバタせずに、あとは体調を整えることだけ考えていればいいや」

確かに、あと一週間で点数が上がる……なんてなかなか考えられませんよね。新しい参考書に手を出している暇なんてないですし、今から付け焼き刃の知識をつけようとしても、点数なんて上がりそうにありません。
しかし実は、このタイミングだからこそできる、点数を伸ばすための手段が一つだけあるのです!

それは、「シミュレーション」です。

「試験会場で、自分がどのように試験に取り組むか」を、念入りにシミュレーションすることで、今からでも点数を上げることができるのです!

「え?そんなことで点数が上がるの?」
と疑問に思う受験生も多いかもしれません。

そういう人に逆に質問したいのですが、あなたは試験会場でどういう順番で問題を解くのか、どの科目でどのように点数を取れば目標の点数に到達するのか考えていますか?
もし得意としている科目で『事故』に遭って点数がガクッと落ちてしまった時に、どう対処するか考えていますか?

特にここ数年のセンター試験は、新傾向の問題が出題されたり、去年まで簡単だった問題が難しくなったり……と言った変化が多く起こっています。どういう順番で解くのか? どの科目でどれくらい点数を取るのか? もし何か想定外のことが起こったらどうするのか? そういった試験のシミュレーションをしておかないと、試験本番でとんでもない点数を取ってしまうことになりかねないのです。逆にしっかりシミュレーションをしておけば、今よりも10点〜20点上げることも不可能ではありません。

試験本番が近づいて、過去問を何年分か解き終わっている今だからこそ、このシミュレーションは真の効果を発揮します。ぜひやってみましょう!

それではここから、具体的なシミュレーションのやり方を共有させていただきます!