――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  2019年の株式への投資戦略は1999年当時とやや似ているものになりそうだ。だが今年に関しては、米連邦準備制度理事会(FRB)は協力しないかもしれない。  株式相場はここにきて落ち着きを取り戻したが、これはFRBによるところが大きい。米経済は今年、昨年よりも厳しい逆風を受けるとの懸念を背景に、FRBは利上げペースの予想を後退させた。ジェローム・パウエル議長はインフレが緩やかな状況にあり、FRBは金利決定において一段と柔軟な姿勢で臨むことができるとの考えを示した。