米連邦準備制度理事会(FRB)が16日公表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)では、企業の間で楽観的な見方が後退していることが示された。株式相場の混乱や借り入れコストの上昇、エネルギー価格の下落に加え、政府機関の一部閉鎖や通商政策を巡る懸念が足かせになっている。  12地区連銀の大半は、経済が小幅から緩やかに拡大していると報告したが、今後数カ月の見通しについては不安を募らせている様子がうかがわれた。