米コロンビア特別区の連邦地裁判事は13日、2016年の米大統領選でトランプ陣営の選挙対策本部長を務めたポール・マナフォート被告が、ロシア介入疑惑を巡るロバート・モラー特別検察官の捜査で司法取引に応じたにもかかわらず意図的に虚偽証言を行ったと認定した。エイミー・バーマン・ジャクソン判事は、マナフォート被告が捜査官らに対し少なくとも3つの事案で意図的に虚偽証言を行ったことを示す十分な証拠が検察側から示されたと判断した。今回の判決により、検察側はマナフォート被告に対する刑罰を減免する義務がなくなる。ジャクソン判事は特に、マナフォート被告がウクライナで同僚だったコンスタンティン・キリムニク被告とのやりとりについて虚偽証言をしたと指摘。米連邦捜査局(FBI)はキリムニク被告がロシアの情報機関と関係があると判断している。
マナフォート被告の虚偽証言、裁判所が認定
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