――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  一部の投資家は、昨年の相場下落を引き起こしたのは米連邦準備制度理事会(FRB)の債券売却だと考えている。だが罪を認めたかのようなFRBの姿勢は、どんな債券売却よりも大きな問題をもたらす恐れがある。  FRBは利上げから一転、世界経済の減速を理由に今年は金利を据え置く公算が大きいことを示唆している。この変化には、2018年に相場を見舞った災難が強く影響しているようだ。