ハノイでの第2回米朝首脳会談は合意なく終わったが、そこから見えてくることは何か。
今後、米朝交渉は仕切り直しが行われ、「非核化」で合意ができる見通しがあるのか。あるとすればどのような合意が追求されるのだろうか。
第1回のシンガポール会談からこれまで、日本は能動的な役割を果たせてこなかったが、今後は、非核化に向けて主体的に役割を果たす必要がある。
異例づくしの首脳会談
事前の大まかな合意ないまま
外交交渉の通例からすれば、今回のような首脳会談のやり方は到底、考えられないものだった。