過去最大規模となる米製薬同士の合併実現に懐疑的な目が向けられているが、勇敢な投資家には大きな利益を上げるチャンスがもたらされている。米製薬大手ブリストル・マイヤーズ・スクイブは1月、バイオ医薬品大手セルジーンを約740億ドル(現在のレートで約8兆3000億円)の現金・株式交換で買収することに合意した。しかし、ブリストル・マイヤーズは株主にその買収のメリットを納得させるのに苦労してきた。セルジーンの大ヒットがん治療薬「レブラミド」の持続可能性を巡る懸念もあり、いくつかの大型ファンドがその合併への反対を表明してきた。こうした状況を受け、セルジーン株には過去3カ月間で2度目の買い好機が到来する可能性がある。
セルジーン株に買い好機到来か、買収どう転んでも
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