米スナップは昨年、女性を不当に多く解雇したとされる件で、少なくとも3人の元女性従業員に追加手当を支給した。複数の関係者が明らかにした。ある女性エンジニアはレイオフが実施される数カ月前に、同社の性差別的な社風について、メールを通じて同僚に不安を訴えていた。後にエバン・スピーゲル最高経営責任者(CEO)が「目が覚めた」と語る出来事だった。メッセージアプリ「スナップチャット」を運営するスナップは、最近になって女性従業員を支援する多様なプログラムを立ち上げた。問題の人員削減は、2018年3月に始まった全社的な取り組みの一環。複数の関係者によれば、スピーゲルCEOや側近と緊密に連携している設計部門では、第1弾で解雇された6人全員が女性だった。
スナップ、解雇した女性3人に追加手当 性差別問題
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