ドナルド・トランプ米大統領の娘で補佐官を務めるイバンカ・トランプ氏は、著名な企業トップや知事を招いた6日の会合に先立ち、米国経済の力強い成長ペースを保つには雇用主が既存の従業員や将来の労働力の技能を高める必要があるとの見方を示した。イバンカ氏は労働力政策に関する諮問委員会の初会合を控えた5日、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューに応じ「雇用主はわれわれに『米国に期待しており投資したい。成長を阻むのは熟練労働者の不足だ』と訴えて来る」と語った。「欠員を埋める人材が不足している」トランプ政権は企業研修制度の予算を削減しつつも、研修の強化を目指している。トランプ大統領が昨年提示した予算案は、一部の従業員向けプログラムの予算を含めて、労働省の予算を21%カットする内容だった。