米女子サッカー代表チームUSWNTは、同じ代表チームの男子選手より報酬が低いのは差別だとして米国サッカー連盟(USSF)を提訴した。女子ワールドカップ(W杯)の開催が3カ月後に迫る中、優勝候補の米代表が思い切った手段に出た。USWNTの選手28人全員が8日、ロサンゼルスの連邦地方裁判所に訴えた。男子チームより試合数、白星、優勝回数が多く、テレビ視聴率も高いとして、平等な報酬を要求。集団訴訟としての扱いも求めている。男子の米代表チームは2018年のW杯出場権を逃した。米国でも有数の成功を収めるスポーツ団体の競技者が、男女の報酬格差を巡って雇用主と争う訴訟となり、大きな注目を集めそうだ。
米女子サッカー代表、連盟を提訴 男子との報酬に格差
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