米ボーイング幹部は、2度の墜落事故を起こした最新鋭旅客機「737MAX(マックス)」の設計と生産プロセスについて、その適切性を主張した。その上で、少なくとも1件の事故の要因になったとされるソフトウエアを間もなく修正する方針を明らかにした。民間航空機部門マーケティング担当バイスプレジデントのランディー・ティンゼス氏は、ロンドンでの投資家向けイベントで、「当社の設計プロセスの規律と厳密さ、生産プロセスの完全性を認識している」と述べ、737MAXを強く信頼していると語った。米国の司法省や運輸省監察官などの当局は、ボーイングと主な監督当局である米連邦航空局(FAA)によるMAXの承認過程を精査している。議会も公聴会の開催を決めた。
ボーイング、737MAXの設計・生産プロセスを擁護 ソフト修正へ
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