• アイカーン氏、敗北するも6日で16%を獲得アイカーン氏、敗北するも6日で16%を獲得昨年の夏、カール・アイカーン氏は、薬剤給付管理会社大手のエクスプレス・スクリプツ・ホールディングスの、医療保険大シグナ(CI)による買収の阻止を狙ったキャンペーンを仕掛けた。同氏の手法は、迅速に動き、強烈な公開レターを出し、他の株主の賛同を求めるという、アクティビスト投資家おなじみのものだった。シグナの株式を大量に取得した後、同氏はエクスプレスの買収を「600億ドルの愚行」とし、他の株主にも反対を呼び掛けるという声明を出した。二社の有力な議決権行使助言会社が経営陣側に回ったことから、アイカーン氏はわずか6日で敗北を認めたが、それでもシグナの株価はアイカーン氏の保有期間に16%上昇した。このような例を見ていると、アクティビスト投資家は負けようがないようにすら思える。投資家はアクティビスト投資家の後を追うべきだろうか。
【バロンズ】アクティビスト投資家の後追いは有効?
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