著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米バークシャー・ハザウェイは多数の傘下企業を擁するが、それぞれの企業は長いこと独立した経営体制を維持してきた。だが、それも変わりつつある。バークシャーの傘下企業トップは今、戦略や最善の事業慣行を共有するため定期的に集まっている。傘下企業の中には、購買グループに入って旅行商品や原材料の割引を受ける会社もある。昨年には40社余りの従業員がネブラスカ州オマハの本社に集まり、サステナビリティ(持続可能性)について議論した。彼らはグループ内の連携強化について公に口にすることはほとんどない。だがこうした動きは、バフェット氏が会長兼最高経営責任者(CEO)を退いた後のバークシャーの姿を示唆している。
「バフェット後」見据えるバークシャー傘下企業、独立から連携へ
有料会員限定
あなたにおすすめ