• ベンチャー投資の好機が到来• ベンチャー投資の好機が到来金利は低下しており、企業の利益成長は停滞気味だ。一方で投資資金は潤沢である。創造的破壊を及ぼすビジネスプランを素早く見つけ、投資意欲の旺盛なこの時期にベンチャー資金を集め、相場がピークに達するタイミングで株式を上場したいところだ。とはいえ、今のところ筆者の脳裏に思い浮かぶのは、ビッグデータ、ブロックチェーン、シェアリング、サステナブル・ロボティクス、大麻、ストローといった流行語のぼんやりとした組み合わせくらいでしかない。筆者がそんなことを考えるようになったきっかけは、4月2日、長く休眠状態にあったビットコインの価格が16%上昇したことだった。その数日前には配車アプリのリフト(LYFT)が上場し、その時点で時価総額200億ドルに達した。リフトの2018年の損益は1乗車当たり1.47ドルの赤字であり、ウォール街は赤字が2022年まで続くと予想している。
【バロンズ】次のユニコーン企業はどこから?
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